概要
二日市温泉の歴史は古く、奈良時代にまで遡ります。日本最古の歌集『万葉集』には、大宰帥であった大伴旅人がこの地で宴を開いた際の歌が収められており、「次田(すいた)の湯」「湧田(わいた)の湯」として詠まれました。古くから「筑紫の湯」として知られ、多くの人々に親しまれてきたことがうかがえます。
江戸時代には福岡藩主黒田氏の御前湯が置かれ、歴代藩主が湯治に訪れました。また、文豪・夏目漱石が新婚旅行の帰りに立ち寄ったことでも知られています。福岡市の中心部や学問の神様・菅原道真公を祀る太宰府天満宮からのアクセスも良く、歴史と文化が息づく温泉地として、今もなお多くの観光客や地元の人々で賑わっています。
代表的な泉質と適応症
二日市温泉の主な泉質は、肌への刺激が少ない「アルカリ性単純温泉」です。pH値が高く、入浴すると肌がすべすべになることから「美肌の湯」として親しまれています。また、一部の施設では微量の放射能を含む「放射能泉」も楽しめます。どちらも幅広い効能が期待できる優しいお湯です。
- きりきず
- 末梢循環障害
- 冷え性
- 皮膚乾燥症
- 胃腸機能低下
- 高尿酸血症(痛風)
- 関節リウマチ
お湯の特徴とベストシーズン
源泉温度は40℃前後と適温に近く、豊富な湯量を誇るため、多くの施設で加水・加温をほとんど行わない「源泉かけ流し」の湯を堪能できます。無色透明でほのかな硫黄の香りが特徴です。年間を通じて楽しめますが、特に太宰府天満宮の梅が見頃を迎える2月~3月や、紅葉が美しい11月頃は、歴史散策と合わせて温泉を満喫するのに最適なシーズンです。
アクセス
分析書ありの施設
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分析書なしの施設
分析書をアップロードすると、ビジュアル化された分析書 Viewer で成分・効能・適応症をすぐに確認できます。
分析書をアップロード周辺の観光・ご当地グルメ
- 太宰府天満宮:学問の神様、菅原道真公を祀る全国天満宮の総本宮。
- 九州国立博物館:「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」をコンセプトにした博物館。
- 観世音寺・戒壇院:天智天皇が創建した古刹。国宝の仏像群は必見。
- 大宰府政庁跡:古代、九州を治めた役所「大宰府」の中心地であった史跡。
- 梅ヶ枝餅:太宰府名物の焼き餅。参道で焼きたてを味わえます。
- 博多ラーメン:福岡を代表する豚骨ラーメン。温泉地周辺にも名店があります。
- もつ鍋・水炊き:博多名物の鍋料理。温泉で温まった後の夕食におすすめです。
参考文献
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