概要
島根県大田市に位置する温泉津温泉は、開湯から約1300年という長い歴史を誇ります。かつては世界遺産・石見銀山で働く人々の疲れを癒す湯治場として栄え、その面影は今も温泉街の随所に残されています。港から温泉街へと続く道は、重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、セピア色の町並みが訪れる人々を温かく迎えてくれます。
温泉街の中心には、2つの共同浴場「元湯泉薬湯」と「薬師湯」があります。「元湯」は古くからの湯治場の雰囲気を残す浴場で、その熱いお湯は体の芯まで温めてくれます。一方、レトロモダンな洋館風の建物が特徴的な「薬師湯」は、日本温泉協会の審査で最高評価の「オール5」を獲得した名湯として知られています。泉質の異なる2つの湯を巡るのも、温泉津ならではの楽しみ方です。
代表的な泉質と適応症
温泉津温泉の主な泉質は、海水に近い成分を含む「塩化物泉」です。湯に含まれる塩分が肌をコーティングし、入浴後も湯冷めしにくいことから「熱の湯」とも呼ばれます。特に「元湯」は全国でも有数の高濃度な塩化物泉で、その効能の高さから多くの湯治客に愛されてきました。
- きりきず
- 末梢循環障害
- 冷え性
- 皮膚乾燥症
- 関節リウマチ
- 胃腸機能低下
お湯の特徴とベストシーズン
源泉の温度は45〜49℃と非常に高く、加水・加温・循環ろ過を一切行わない「源泉かけ流し」で提供されています。成分が非常に濃いため、長湯をすると湯あたりしやすいので注意が必要です。入浴の際は、かけ湯で体を慣らし、短い時間で入ったり出たりを繰り返す「分割浴」がおすすめです。
温泉街のノスタルジックな雰囲気は一年を通して楽しめますが、特に日本海の幸が美味しくなる秋から冬にかけては、温泉とグルメを同時に満喫できるベストシーズンと言えるでしょう。夜には神社で「石見神楽」が上演されることもあり、日本の伝統文化に触れる貴重な体験もできます。
アクセス
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分析書なしの施設
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分析書をアップロード周辺の観光・ご当地グルメ
- 石見銀山遺跡(大森地区、龍源寺間歩)
- 温泉津の町並み散策(重要伝統的建造物群保存地区)
- 夜の石見神楽鑑賞(龍御前神社)
- 日本海の新鮮な海の幸(のどぐろ、イカ、アンコウなど)
- 石州瓦の赤い屋根が美しい家並み
- 温泉津焼の窯元巡り
- 世界遺産の港、沖泊・鞆ヶ浦
参考文献
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