温泉津温泉は塩化物泉の湯。美肌・傷の治癒に向く湯です。 泉質・効能・設備で宿を選んで予約できます。
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概要
約1300年前に発見されたと伝わる温泉津温泉は、島根県大田市に位置する歴史深い温泉地です。江戸時代には石見銀山の積出港として栄え、北前船の船乗りたちもこの湯で疲れを癒したと言われています。温泉療法(バルネオセラピー)の場として、長く人々の健康を支えてきました。
温泉街の中心を流れる温泉津川沿いには、昔ながらの旅館や商店が軒を連ね、ノスタルジックな雰囲気が漂います。この町並みは「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されており、温泉情緒とともに歴史散策も楽しめます。日本で初めて温泉地として世界遺産(石見銀山遺跡とその文化的景観)の一部に登録されたことでも知られています。
代表的な泉質と適応症
主力は「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」です。日本温泉協会から全項目で「オール5」の評価を受けるほど成分が濃厚。入浴後は肌に付着した塩分が汗の蒸発を防ぎ、優れた保温効果を発揮します。痛みの緩和も期待でき、まさに湯治に適した泉質です。
- きりきず塩化物泉に含まれる塩分には、殺菌作用が期待できるとされています。また、温泉の温熱効果で血行が促進されることにより、皮膚の修復機能を高め、傷の回復を助ける効果が期待されます。
- 末梢循環障害「熱の湯」と呼ばれる塩化物泉は、入浴後も体の温かさが持続するのが特徴です。この高い保温効果により、手足の末端にある血管の血流が改善され、循環障害の緩和に繋がると言われています。
- 冷え性肌に付着した塩分がヴェールのように熱を閉じ込め、湯冷めを防ぎます。体の芯から温まり、その温かさが長く続くため、血行不良が原因で起こりやすい冷え性の改善に役立ちます。
- 皮膚乾燥症温泉に含まれる塩分が肌に付着し、薄い膜を形成します。この膜が肌内部からの水分蒸発を防ぐ保湿の役割を果たし、肌に潤いを与え、カサつきやすい皮膚の状態を整える助けとなります。
- 関節リウマチ温泉の温熱効果には、筋肉や関節の緊張をほぐし、痛みを和らげる作用があります。特に体の芯まで温まる塩化物泉は、関節のこわばりを軽減し、リウマチの症状緩和に繋がることが期待されます。
- 胃腸機能低下温泉の温熱効果により胃腸の働きが活発になることが知られています。また、塩化物泉には胃酸の分泌を調整する作用もあるとされ、食欲不振などの胃腸機能の低下改善に役立つ場合があります。
お湯の特徴とベストシーズン
源泉温度が45〜49度と非常に高く、加水せずに自然冷却で温度を調整している施設が多く、濃厚な源泉かけ流しを堪能できます。湯の色は塩分や鉄分を豊富に含むため茶褐色に濁っており、見た目からもその成分の濃さがうかがえます。特に共同浴場「元湯泉」は、その熱さと効能で有名です。
温泉街の風情は一年を通して楽しめますが、特に保温効果の高い泉質を活かせる秋から冬にかけての訪問がおすすめです。日本海の冬の味覚とともに、冷えた体を芯から温める湯治体験ができます。
アクセス
周辺の観光・ご当地グルメ
- 石見銀山遺跡(世界遺産)
- 温泉津の町並み(重要伝統的建造物群保存地区)
- 共同浴場「元湯泉」「薬師湯」
- 龍御前神社
- 琴ヶ浜の鳴き砂
- のどぐろ(アカムツ)の塩焼きや煮付け
- 温泉津湾で獲れる新鮮な魚介類
- へか焼き(魚のすき焼き風鍋)
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