概要
玉川温泉は、秋田県仙北市の十和田八幡平国立公園内に位置する温泉地です。その歴史は古く、江戸時代の1680年頃に地元のマタギによって発見されたと伝えられています。当初は「鹿の湯」と呼ばれていましたが、後に玉川温泉と改名されました。
最大の特徴は、pH1.2という日本一の酸性度を誇る温泉水です。単一の湧出口からの湧出量も日本一で、毎分9,000リットルもの温泉が「大噴(おおぶけ)」と呼ばれる源泉から湧き出ています。この強酸性の泉質と、地熱を利用した天然の岩盤浴が評判を呼び、古くから湯治場として全国にその名を知られています。湯治客はゴザを敷いて横になり、地中から放出される微量の放射線と熱で体を温めるという独特の入浴法を実践します。
代表的な泉質と適応症
玉川温泉の泉質は「酸性泉」に分類されます。塩酸を主成分とする強酸性のお湯は、ピリピリとした強い刺激が特徴です。殺菌効果が高いとされ、様々な効能が期待されています。入浴の際は、目にお湯が入らないように注意し、長湯は避けるなど、正しい入浴法を守ることが大切です。
- アトピー性皮膚炎
- 尋常性乾癬
- 慢性湿疹
- 関節リウマチ
- 末梢循環障害
お湯の特徴とベストシーズン
源泉の温度は98℃と非常に高温で、源泉100%かけ流しで利用されています。ただし、浴場には泉質を和らげるために源泉50%の浴槽や、ぬるめの浴槽なども用意されており、初めての方でも安心して入浴できるよう配慮されています。強酸性のため、貴金属は変色する可能性があるので外して入浴しましょう。
玉川温泉は豪雪地帯にあり、冬季(12月上旬~4月中旬頃)はアクセス道路が閉鎖され、宿泊施設も休業します。そのため、訪問に最適なシーズンは、新緑が美しい5月下旬から紅葉が見頃を迎える10月までとなります。
アクセス
分析書ありの施設
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分析書なしの施設
分析書をアップロードすると、ビジュアル化された分析書 Viewer で成分・効能・適応症をすぐに確認できます。
分析書をアップロード周辺の観光・ご当地グルメ
- 大噴(おおぶけ): 毎分9,000リットルの温泉が湧き出す圧巻の源泉地帯。
- 玉川温泉自然研究路: 湯けむりが立ち上る地熱地帯を散策できる遊歩道。
- 田沢湖: 日本で最も深い湖。瑠璃色の湖水が神秘的な雰囲気を醸し出す。
- 八幡平アスピーテライン: 季節ごとに美しい景色が楽しめるドライブコース。特に紅葉と春の「雪の回廊」が有名。
- 後生掛温泉: 玉川温泉近くにある泥湯が名物の温泉。
- きりたんぽ鍋: 秋田を代表する郷土料理。鶏ガラだしのスープが体を温める。
- 稲庭うどん: 日本三大うどんの一つ。細麺でなめらかなのどごしが特徴。
参考文献
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