概要
十津川温泉郷は、十津川村内に点在する「湯泉地(とうせんじ)温泉」「十津川(とつかわ)温泉」「上湯(かみゆ)温泉」の三つの温泉地の総称です。その歴史は古く、湯泉地温泉は約400年前に発見され、歴代の紀州徳川家藩主も湯治に訪れたと伝えられています。一方、十津川温泉は明治時代に発見された比較的新しい温泉です。
最大の特徴は、2004年に村全体で行った日本初の「源泉かけ流し宣言」です。村内のすべての温泉施設が、湧き出たままの新鮮な温泉を提供することを約束しています。この宣言は、温泉資源への誇りと、訪れる人々へ最高のお湯を届けたいという村民の想いの表れです。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である熊野古道小辺路が村を縦断しており、豊かな自然と歴史文化が融合した独特の雰囲気を持っています。
代表的な泉質と適応症
十津川温泉郷の主な泉質は、肌の角質を乳化させて滑らかにする効果から「美人の湯」として知られる「炭酸水素塩泉」です。湯泉地温泉では硫黄泉も楽しめます。湯に浸かると肌がつるつるになる感覚があり、湯上がりはさっぱりとしながらも保湿効果が期待できます。
- きりきず
- 冷え性
- 皮膚乾燥症
- 胃腸機能低下
お湯の特徴とベストシーズン
宣言通り、すべての施設で100%源泉かけ流しが徹底されています。泉温は源泉により異なりますが、40℃から70℃程度で、多くは無色透明。場所によっては硫黄の香りがほのかに漂い、温泉情緒をかき立てます。豊富な湯量を誇り、常に新鮮なお湯が湯船に注がれています。
新緑が目に鮮やかな春(4月~5月)と、山々が燃えるように色づく紅葉の秋(10月下旬~11月)が特におすすめのシーズンです。夏は川遊びやキャンプ、冬は静寂に包まれた雪景色の中で温泉を楽しむなど、一年を通して大自然の魅力を満喫できます。
アクセス
分析書ありの施設
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分析書なしの施設
分析書をアップロードすると、ビジュアル化された分析書 Viewer で成分・効能・適応症をすぐに確認できます。
分析書をアップロード周辺の観光・ご当地グルメ
- 谷瀬の吊り橋:長さ297m、高さ54mを誇る日本有数の鉄線吊り橋。
- 熊野古道 小辺路:世界遺産の一部。果無集落など美しい石畳の道が残る。
- 玉置神社:世界遺産。標高1,076mに位置し、「神様に呼ばれないと行けない」と言われるパワースポット。
- 瀞峡(どろきょう):巨岩や断崖が続く渓谷美をウォータージェット船で楽しむ。
- めはり寿司:高菜の浅漬けでご飯を包んだ、熊野地方の素朴な郷土料理。
- 鮎・あまご料理:清流で育った川魚の塩焼きや甘露煮。
- ゆうべし:柚子の中をくり抜き、味噌や米などを詰めて蒸し上げた保存食。