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META-SILICIC

メタケイ酸とは|「美肌の湯」基準成分とTop5温泉

公開 2026年5月5日·1分で読める

メタケイ酸(H₂SiO₃)は、化粧水にも配合される天然の保湿成分。温泉水 1kg 中に 50mg 以上含まれる温泉は「美肌の湯」と呼ばれ、湯上り後も肌のうるおいが続きます。鉱泉分析法指針 第1-1表で療養泉の認定基準にもなっています。

全国最大値
528.3 mg/kg
@
草津温泉
目次
  1. メタケイ酸とは
  2. 温泉に含まれるメタケイ酸の効果
  3. メタケイ酸 Top 5 温泉
  4. メタケイ酸を活かす入浴のコツ

メタケイ酸とは

メタケイ酸(H₂SiO₃)は、ケイ素と水素・酸素から成る非解離成分です。化粧水やクリームにも配合される天然の保湿成分で、肌に薄いヴェールを作って湯上り後の水分蒸散を抑えます。

鉱泉分析法指針 第1-1表で 「メタけい酸 ≧ 50mg/kg」 が療養泉認定基準のひとつとされており、これが俗にいう 「美肌の湯」基準 と一致します。100mg/kg を超えると保湿効果がさらに顕著になります。

温泉に含まれるメタケイ酸の効果

  • 湯上り後の保湿(化粧水と同じ作用)
  • 肌表面のなめらかさを向上
  • 水分蒸散を抑える「ヴェール効果」
  • 泉質を問わず、メタケイ酸が多ければ「美肌の湯」とされる

メタケイ酸 Top 5 温泉

当サイトに登録された温泉のうち、メタケイ酸の含有量が高い Top 5 です。湯上り後の肌のうるおいに期待できる温泉ばかりです。

※本アプリに登録されている温泉分析書のなかでの Top 5 です

メタケイ酸を活かす入浴のコツ

  1. 湯上り後は真湯で洗い流さず、タオルで軽く拭き取って成分を肌に残す。
  2. 保湿成分のため、入浴時間は 10〜15 分程度を 2 回に分けるのが効果的。
  3. 化粧水代わりに使えるイメージで、入浴前後の保湿ケアと組み合わせると相乗効果。

メタケイ酸が豊富な泉質

メタケイ酸は泉質を問わず含まれますが、特にアルカリ性単純温泉炭酸水素塩泉(重曹泉)で高濃度になりやすい傾向があります。これらの泉質と組み合わせると美肌効果が最大化されます。

参考文献

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