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温泉分析書とは?|浴場の掲示義務・読み方・見るべきポイントを解説

公開 2026年5月6日·1分で読める

温泉分析書とは、温泉の成分を化学分析した公式証明書です。温泉法第18条により温泉施設への掲示が義務付けられており、泉質・pH・主要成分量などが記載されています。

目次
  1. 温泉分析書の法的位置づけ
  2. 分析書に記載される主な項目
  3. 分析書を読む際のポイント

Q & A

よくある質問

気になる項目をタップで開けます

温泉分析書はどこに掲示されていますか?
浴場の脱衣所・浴室入口付近に掲示されています。見当たらない場合はフロントスタッフに確認を。
分析書の日付が古いのは問題?
温泉法では10年ごとの更新が義務です。10年以上前の分析書は更新が必要な状態です。泉質・成分の大きな変動がなければ基本的な特徴は変わりません。

温泉分析書の法的位置づけ

温泉法第18条に基づき、温泉を浴用または飲用に供する施設は温泉分析書を浴場内に掲示しなければなりません。分析は都道府県知事の登録を受けた機関が行い、10年ごとに更新が必要です。

分析書に記載される主な項目

  • 源泉名・所在地・調査年月日
  • 湧出量・湧出温度・pH(水素イオン指数)
  • 主要成分(陽イオン・陰イオン・非解離成分・溶存ガス)の mg/L 値
  • 泉質名(判定根拠)
  • 浴用・飲用の適応症と禁忌症
  • 入浴上の注意(加温・加水・循環ろ過・消毒の有無)

分析書を読む際のポイント

  • pH値:酸性(低い)〜アルカリ性(高い)の指標。皮膚への刺激に影響
  • メタケイ酸・メタホウ酸:美肌成分として注目される微量成分
  • 遊離炭酸:炭酸泉の場合2,000mg/L以上が基準
  • 加温・加水の記載:源泉かけ流しかどうかの確認に
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