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泉質とは何か?|10大泉質の分類基準と特徴を解説

公開 2026年5月6日·1分で読める

泉質とは温泉水に含まれる主成分によって決まる「温泉の種類」です。環境省の泉質分類では10種類が定められており、それぞれに浴用・飲用の適応症と禁忌症があります。

Q & A

よくある質問

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泉質はどこで確認できますか?
温泉施設の浴場内に掲示されている温泉分析書に記載されています。my温泉手帳でも各施設の泉質を確認できます。
同じ泉質でも施設によって効果が違う?
はい。成分濃度・湯温・加水の有無などによって体感は大きく異なります。分析書の主要成分量を比較することで違いがわかります。

泉質の分類基準

泉質は温泉水に多く含まれる成分(主成分)によって分類されます。陽イオン・陰イオン・溶存ガスの組み合わせと含有量から泉質名が決まります。

泉質名主成分・条件代表的な特徴
単純温泉溶存成分少量または高温(25℃以上)刺激が少なく万人向け。不眠・神経症に浴用別適応
塩化物泉ナトリウム・カルシウム等の塩化物保温・殺菌「熱の湯」。湯冷めしにくい
炭酸水素塩泉炭酸水素塩イオン美肌・洗浄効果「美人の湯」
硫酸塩泉硫酸塩イオン動脈硬化予防・美肌
二酸化炭素泉遊離炭酸2,000mg/L以上血管拡張「心臓に優しい湯」
含鉄泉鉄イオン20mg/L以上貧血・婦人科疾患
硫黄泉硫黄化合物(硫化水素型など)皮膚疾患・解毒作用。強い硫黄臭
酸性泉pH3未満(水素イオン多量)強い殺菌力。皮膚疾患
放射能泉ラドン等の放射性元素痛風・神経痛・関節リウマチ
含よう素泉ヨウ素10mg/L以上動脈硬化・慢性皮膚炎
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参考文献

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