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一般適応症とは?|全泉質共通の温泉効果を環境省資料で解説

公開 2026年5月6日·1分で読める

一般適応症とは、泉質を問わず全ての温泉に共通して認められる浴用上の効能です。疲労回復・健康増進・慢性疾患のリハビリなど6項目が環境省の告示で定められています。

目次
  1. 一般適応症の6項目
  2. 一般適応症と泉質別適応症の違い

Q & A

よくある質問

気になる項目をタップで開けます

一般適応症は全ての温泉で同じ?
はい。温泉の温熱・浮力・水圧などの物理的作用による効能は泉質に関わらず共通です。ただし成分による追加効果(浴用別適応症)は泉質ごとに異なります。
慢性病でも温泉に入っていい?
慢性期の関節痛・神経痛・高血圧(軽症)などは一般適応症に含まれます。ただし禁忌症に該当する疾患もあるため、持病のある方はかかりつけ医にご相談ください。

一般適応症の6項目

  • 筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)
  • 運動麻痺における筋肉のこわばり
  • 冷え性、末梢循環障害
  • 胃腸機能の低下(胃がアトニー、便秘など)
  • 軽症高血圧
  • 耐糖能異常(糖尿病)
  • 軽い高コレステロール血症
  • 軽い喘息又は肺気腫
  • 痔の痛み
  • 自律神経不安定症
  • ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)
  • 病後回復期
  • 疲労回復、健康増進

一般適応症と泉質別適応症の違い

一般適応症は温度・浮力・水圧などの物理的刺激による共通の効能で、全泉質に当てはまります。これに加え、各泉質の化学成分の作用により特定疾患への「浴用別適応症」が設定されることがあります(例:二酸化炭素泉の末梢循環障害)。

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