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温泉入浴中の注意事項|熱中症・ヒートショック・長湯のリスクを解説

公開 2026年5月6日·1分で読める

温泉での事故の多くは入浴中に発生します。ヒートショック(急激な温度変化による血圧変動)、のぼせ・熱中症、長湯による脱水など、適切な入浴時間・温度管理で防げるリスクを環境省の指針に基づいて解説します。

目次
  1. 適切な湯温と入浴時間
  2. のぼせ・熱中症のサイン
  3. 高齢者・持病のある方へ

適切な湯温と入浴時間

環境省の指針では、湯温は41℃以下を目安としています。高温浴(42℃以上)は交感神経を刺激して血圧を上昇させるため、心臓や血管に負担がかかります。また、一回の入浴時間は15分以内を目安に、長くても休憩を挟みながら複数回に分けましょう。

のぼせ・熱中症のサイン

  • 顔が赤くなる
  • めまい・立ちくらみ
  • 吐き気
  • 動悸
  1. のぼせのサインを感じたらすぐに浴槽から出る

    サインを感じた瞬間に浴槽を出てください。無理に我慢することで意識を失うリスクがあります。

  2. 涼しい場所で横になる

    脱衣所や休憩スペースで横になり、血流を安定させましょう。

  3. 水分を補給

    常温の水をゆっくり飲んで水分・塩分を補給してください。

  4. 症状が改善しない場合は医療機関へ

    10〜15分休んでも症状が続く場合は、施設スタッフに声をかけ、必要に応じて救急車を呼んでください。

高齢者・持病のある方へ

高齢者や高血圧・心臓病・糖尿病などの持病がある方は、入浴前にかかりつけ医へ相談することを強くお勧めします。また、一人での入浴は避け、施設スタッフが見守れる環境で入浴してください。

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参考文献

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