冷え性(末梢循環障害)に有効な4泉質
環境省の浴用適応症では、「末梢循環障害(冷え性・血行不良)」に有効な泉質として以下の4種類が明記されています。
肌に塩分の皮膜をつくり、湯上り後も長時間保温する「熱の湯」
皮膚の毛細血管を拡張し、局所の血行を促進
動脈の血流改善に働き、末梢循環の回復を助ける
CO₂が皮膚から吸収されると末梢血管が拡張。心臓に負担をかけず体を温める「心臓に優しい湯」
冷え性に関わる温泉成分
皮膚から吸収されたCO₂が末梢血管を拡張し血流を促します。冷え性で特に注目される成分です。
肌に塩分の皮膜をつくり、湯上り後の保温を長く保ちます。
温泉が冷え性に有効なメカニズム
冷え性は手足の末梢血管が収縮し血流が滞ることで起こります。温泉の温熱作用が血管を広げて血流を促し、塩化物泉の塩分皮膜が湯冷めを防ぎます。なかでも二酸化炭素泉は体温を急上昇させずに血管を拡張させるため、冷え性の改善に特に適しています。
地図 & 成分Viewerで絞り込み
対象の泉質で絞り込んで、地図やリストから自分好みの温泉を探せます。成分Viewerで分析書の中身も見比べられます。
冷え性改善のための入浴法
- 入浴前に手足へのかけ湯を行い、急激な血圧変動を防ぐいきなり熱い湯に全身で浸かると、血圧が急変動し体に負担がかかります。まずは心臓から遠い手足に湯をかけ、体を温度に慣らす「かけ湯」を行いましょう。ヒートショックの予防に繋がります。
- 湯温は 40〜41℃ が理想。42℃以上は交感神経を刺激して逆効果になることも42℃以上の熱いお湯は交感神経を刺激し、かえって血管を収縮させてしまうことがあります。リラックス効果のある副交感神経を優位にするため、40〜41℃の少しぬるめに感じる湯温でじっくり体を温めるのが効果的です。
- 炭酸泉は 38〜40℃ のぬるめ設定が多い。15〜30 分かけてゆっくり毛細血管を拡張させる二酸化炭素泉(炭酸泉)は、ぬるめの湯でも血行促進効果が高いのが特徴です。38〜40℃の湯に15〜30分ほどゆっくり浸かることで、炭酸ガスが皮膚から吸収され、心臓に負担をかけずに末梢血管を広げてくれます。
- 湯上り後は塩化物泉の保温効果を活かすため、速やかに羽織るか靴下を着用湯上がり後は、せっかく温まった体から熱が逃げてしまう「湯冷め」を防ぐことが重要です。特に塩化物泉の後は、肌に付着した塩分による保温効果を持続させるためにも、すぐに体を拭いて靴下や羽織るものを着用しましょう。
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