慢性痛が適応症とされる泉質
環境省の浴用適応症では慢性筋肉・関節・神経の痛みが全泉質共通の一般的適応症に含まれます。さらに特定の泉質には泉質別の適応症もあります。
浴用別適応症として関節リウマチ・痛風が明記。ホルミシス効果(微量放射線による生体防御促進)で炎症を抑制
「傷の湯」「動脈硬化の湯」とも呼ばれ、血流を促すとされる
血行を促すとされる
保温効果が高く、湯冷めしにくいとされる
関節痛・神経痛に関わる温泉成分
放射能泉の主役。ホルミシスによる抗炎症作用が研究されています。
「傷の湯」の主成分。血流を促し、こわばりをほぐすとされます。
温泉が関節痛・神経痛に働くとされる仕組み
温泉の温熱は患部の血管を広げて血流を増やし、痛みの原因物質を洗い流すとともに筋肉のこわばりをほぐすとされます。水中では浮力で関節への負担が減り、水圧がポンプのように血液・リンパの循環を助けます。さらに放射能泉のラドンはホルミシス効果で炎症を抑え、硫酸塩泉は血行改善で関節の硬直緩和を後押しすると考えられています。
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関節痛を悪化させない入浴法
- 急性炎症(腫れ・熱感が強い時)は入浴禁忌。慢性期のみ適応関節が赤く腫れて熱を持っている「急性期」に温泉に入ると、血行が促進されすぎて炎症が悪化する恐れがあります。温泉療法は、痛みが落ち着いた「慢性期」に入ってから行いましょう。ご自身の症状をよく観察し、入浴のタイミングを判断することが重要です。
- 湯温は 40〜41℃。高温は炎症部位を悪化させる可能性があるため注意熱すぎるお湯は交感神経を刺激し、炎症を起こしている関節にさらなる負担をかける可能性があります。40〜41℃のぬるめのお湯は、副交感神経を優位にして心身をリラックスさせるといわれます。湯温計で確認するとより安全です。
- 浮力を利用して水中でゆっくり関節を動かす(温浴リハビリ)
- 入浴後は患部をゆっくり動かして血行を維持する入浴によって温まり促された血行も、湯上がり後に体が冷えると元に戻ってしまいます。休憩中に痛みのある関節をゆっくりと数回動かす軽いストレッチを行い、温まった状態を保つようにしましょう。
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