湯の峰温泉は硫黄泉の湯。乾燥肌・アトピー・喘息が適応症とされます。 泉質・効能・設備で宿を選んで予約できます。
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概要
湯の峰温泉は、約1800年前に発見されたと伝わる日本最古級の温泉です。熊野三山への参詣者が旅の疲れを癒し、身を清める「湯垢離(ゆごり)」を行う神聖な場所として、古くから利用されてきました。温泉地全体が熊野古道の一部として、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されているのは世界でも類を見ません。
温泉街の中心には、天然岩をくり抜いた一人用の小さな湯船「つぼ湯」があり、世界遺産に登録された公衆浴場として有名です。お湯は日に七度色を変えると言われ、その神秘的な雰囲気は多くの人々を魅了します。この温泉は、小栗判官が蘇生したという伝説の舞台でもあり、その歴史と物語が湯けむりの中に息づいています。
代表的な泉質と適応症
泉質は「含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉」で、硫黄の香りが特徴的です。硫黄成分が皮膚の角質を柔らかくし、炭酸水素塩泉が石鹸のように肌を洗浄し滑らかにするため、「美肌の湯」として知られています。飲泉も可能で、胃腸の働きを助ける効果も期待されます。
- 胃腸機能低下湯の峰温泉は飲泉が可能です。炭酸水素塩泉の飲泉では胃十二指腸潰瘍や逆流性食道炎が適応症とされ、胃腸機能の低下は入浴の一般的適応症の一つとされています。
- 関節リウマチ温泉の温熱効果と硫黄泉の作用により、血行が促進されます。これにより、関節の痛みやこわばりを和らげる効果が期待できるとされています。関節リウマチ(慢性期)などの関節のこわばりは、温泉の一般的適応症の一つとされています。
- 耐糖能異常(糖尿病)耐糖能異常(糖尿病)は、硫黄泉や炭酸水素塩泉の飲泉の適応症の一つとされ、温泉の一般的適応症にも挙げられています。飲泉の際は、施設の案内に従いましょう。
- アトピー性皮膚炎
- きりきず湯の峰温泉には塩化物泉の性質もあり、きりきずは塩化物泉の浴用の適応症の一つとされています。温泉成分が肌に膜を作るともいわれています。
- 冷え性温泉の温熱効果に加え、塩化物泉の成分が肌に付着して「ヴェール」のような膜を作ります。これにより入浴後も体温が下がりにくく、ポカポカとした温かさが持続するため、冷え性は塩化物泉の適応症の一つとされています。
お湯の特徴とベストシーズン
源泉温度は約92℃と非常に高温で、湯量も豊富です。そのため、多くの旅館や公衆浴場では源泉かけ流しのお湯を楽しむことができます。湯の峰温泉の湯は、その日の天候や湯量によって白濁したり、透明になったりと色を変えるのが特徴です。熊野古道歩きと組み合わせるなら、気候の良い春(3月~5月)や秋(9月~11月)が最適です。冬は観光客が少なくなり、静かな環境でじっくりと湯治に専念できます。
アクセス
周辺の観光・ご当地グルメ
- 熊野本宮大社:熊野三山の中心。温泉から徒歩圏内。
- 熊野古道(大日越):湯の峰温泉と熊野本宮大社を結ぶ約3.4kmの古道。
- つぼ湯:世界遺産に登録された公衆浴場。
- 川湯温泉:川原を掘ると温泉が湧き出す。冬季は「仙人風呂」が出現。
- 瀞峡(どろきょう):断崖絶壁が続く渓谷美をウォータージェット船で楽しむ。
- めはり寿司:高菜の浅漬けでご飯を包んだ郷土料理。
- 温泉粥・温泉卵:温泉の蒸気や熱で調理された名物。
- 熊野牛:きめ細やかな肉質と豊かな風味が特徴のブランド牛。
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