SPRING TYPES
泉質ガイド
10大泉質それぞれの効能と入り方
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塩化物泉とは|「熱の湯」の効能・適応症・おすすめ温泉
塩化物泉は陰イオンの主成分が塩化物イオン(Cl⁻)の温泉で、湯上り後も体が冷めにくいことから古くから「熱の湯」と呼ばれてきました。保温・保湿に優れ、冷え性や乾燥肌に推奨される泉質です。

単純温泉とは|マイルドで初心者にも安心の泉質
単純温泉は溶存成分が 1,000mg/kg 未満・泉温 25℃以上の泉質。刺激が少なく、赤ちゃんから高齢者まで幅広く入浴できます。アルカリ性単純温泉は「美肌の湯」としても知られ、自律神経の安定や不眠改善に適応があります。

炭酸水素塩泉とは|「美人の湯」の効能・入り方・おすすめ温泉
炭酸水素塩泉は陰イオンの主成分が炭酸水素イオン(HCO₃⁻)の温泉。重曹が古い角質や皮脂を落とし、肌がつるつるになることから古くから「美人の湯」と呼ばれてきました。皮膚乾燥症・末梢循環障害に浴用適応、糖尿病・痛風にも飲用適応があります。

硫酸塩泉とは|「傷の湯」の効能・適応症・入り方
硫酸塩泉は陰イオンの主成分が硫酸イオン(SO₄²⁻)の温泉。肌に水分を運んで皮膜を作るため保温・保湿効果が高く、炎症を鎮静し傷を治す作用から古くから「傷の湯」と呼ばれてきました。飲用すると胆のうを収縮させ、便秘や高コレステロール血症にも適応します。

二酸化炭素泉とは|「泡の湯」が血行を促進する希少泉
二酸化炭素泉は二酸化炭素を 1,000mg/kg 以上含む温泉。入浴すると小さな気泡が肌に付着することから「泡の湯」と呼ばれます。炭酸ガスが皮膚から吸収されて毛細血管を拡げるため、ぬるめの湯でも体が温まり、心臓に負担をかけずに血行を促進する希少な泉質です。

含鉄泉とは|赤褐色の濁り湯と鉄欠乏性貧血への効能
含鉄泉は鉄(II)・鉄(III)イオンを合計 20mg/kg 以上含む温泉。空気に触れると酸化して赤褐色〜金色に変色する独特の濁り湯です。鉄さびのような香りと味が特徴で、飲用すると鉄欠乏性貧血に適応があります。

酸性泉とは|殺菌力で皮膚疾患に効く強い湯
酸性泉は水素イオンを 1mg/kg 以上含む pH 2〜3 程度の強い泉質。殺菌力が非常に高く、アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・耐糖能異常への浴用適応があります。ただし敏感肌や皮膚乾燥症の方は禁忌のため、入浴前に必ず確認してください。

含よう素泉とは|非火山性の希少温泉と高コレステロールへの効能
含よう素泉はよう化物イオンを 10mg/kg 以上含む温泉。非火山性温泉に多く、放置すると黄褐色に着色する独特の濁り湯です。飲用すると総コレステロールを抑制する効果が期待できますが、甲状腺機能亢進症がある方は注意が必要です。

硫黄泉とは|白濁とゆで卵の香り、皮膚疾患に効く湯
硫黄泉は総硫黄を 2mg/kg 以上含む温泉。ゆで卵のような硫化水素臭と、白・青・緑などの濁り湯が特徴です。殺菌力が強くアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・慢性湿疹に適応し、硫化水素型は末梢循環障害にも効果があります。

放射能泉とは|痛風・関節リウマチに効く伝統の湯
放射能泉は微量のラドン(Rn)を含む温泉。痛風・関節リウマチ・強直性脊椎炎への適応で知られ、玉川温泉や三朝温泉が代表的です。「放射能」と聞くと不安に感じる方もいますが、温泉に含まれる量はごく微量で、ホルミシス効果(少量の放射線が炎症を抑える効果)が期待されています。