登別温泉 24号泉
分析書確認済み「地獄谷」の荒々しい景観とともに北海道を代表する名湯、登別温泉。古くから湯治の地として親しまれてきた歴史を持ちます。強烈な酸性と豊富な鉄分が溶け込んだ湯は、ピリリとした刺激とともに身体の芯まで熱を届け、温もりのヴェールで肌を包み込みます。慢性的な疲れを抱え、本格的な湯治で心身を深く整えたいと願う方にこそ訪れてほしい温泉です。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
- 酸性(pH)pH 1.97
- 感じること
- 肌にピリピリとした刺激を感じることがある。なめると酸っぱい
- とされる効果
- 殺菌効果が高いとされる。浴用の適応症にアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬など
- 注意
- 刺激が強いので肌が弱い方は注意。湯上がりに真湯で流すと安心。目に入れない
- 鉄0.9 mg/kg
- 感じること
- 空気にふれると赤褐色に濁り、鉄さびのような香りがする
- とされる効果
- 体を温めるとされる。飲泉が許可された泉では、鉄欠乏性貧血に効果が期待できるとされる
- 注意
- 白いタオルや水着に色がつくことがある
- 塩化物(塩分)2782 mg/kg
- 感じること
- なめると塩辛い。湯上がりも温かさが続く
- とされる効果
- 肌についた塩分が膜をつくり、保温・保湿効果があるとされる。浴用の適応症にきりきず・冷え性・皮膚乾燥症など
- 注意
- 傷口にしみることがある。濃い湯は湯あたりしやすいので長湯を避ける
- メタケイ酸488 mg/kg
- 感じること
- 肌がなめらかに感じられることがある
- とされる効果
- 50mg/kg 以上で「美肌の湯」の目安とされる。保湿成分として化粧品にも使われる
- 注意
- 「美肌の湯」は法律の基準ではなく、一般に使われる目安
- 泉温95.5℃
- 感じること
- 源泉が42℃以上の高温泉。浴槽も熱めのことがある
- とされる効果
- 温熱で血行がよくなり、体が温まるとされる
- 注意
- 高齢の方や高血圧・心臓病の方は42℃以上の熱い湯を避け、短時間で上がる
効果は、環境省「温泉地の多言語化促進マニュアル」の泉質別適応症などによる一般的な説明で、効果を保証するものではありません。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
pH2前後の強酸性泉のため、長湯は肌への刺激が強くなります。初回は5〜10分を目安に短時間入浴し、上がったら真水や低刺激のお湯で軽くすすぐことをおすすめします。傷口や粘膜部分は特に注意が必要です。
pH1.97という強酸性の湯は殺菌力が高く、慢性皮膚病やアトピー性皮膚炎などにお悩みの方に特に効果的とされています。塩化物イオン2782mg/kgを筆頭に、ナトリウムイオン1394mg/kgと鉄(II)イオンを含む成分総計6.525g/kgの湯は、保温効果も高く、冷え性や慢性疲労を抱える方の湯治にも長く愛されてきました。
強酸性のため、皮膚や粘膜に炎症のある方、急性疾患・高齢者・お子様は入浴時間を短くし刺激に注意してください。心臓・腎臓疾患をお持ちの方は事前に医師へご相談ください。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- 登別温泉 24号泉
- 泉質名
- 酸性含鉄(II)-ナトリウム-塩化物温泉(酸性低張性高温泉)
- 源泉温度
- 95.5℃
- pH
- 1.97
- 湧出量
- 105 L/min
- 湧出形態
- 自然湧出
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2015-05-13
- 分析機関
- 北海道立衛生研究所
- 登録番号
- 北海道第1号
陽イオン
- 水素イオン H⁺
- 5.0 mg/kg
- ナトリウムイオン Na⁺
- 1394 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 107 mg/kg
- アンモニウムイオン NH₄⁺
- 2.3 mg/kg
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 66.9 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 340 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 36.0 mg/kg
- マンガンイオン Mn²⁺
- 1.0 mg/kg
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 0.88 mg/kg
- 亜鉛イオン Zn²⁺
- 0.05 mg/kg
- 鉛イオン Pb²⁺
- 0.00 mg/kg
- 銅イオン Cu²⁺
- 0.00 mg/kg
- カドミウムイオン Cd²⁺
- 0.00 mg/kg
- 陽イオン計
- 1975 mg/kg
陰イオン
- 塩化物イオン Cl⁻
- 2782 mg/kg
- 水酸化物イオン OH⁻
- 0.00 mg/kg
- 硫化水素イオン HS⁻
- 0.00 mg/kg
- チオ硫酸イオン S₂O₃²⁻
- 0.00 mg/kg
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 831 mg/kg
- 炭酸水素イオン HCO₃⁻
- 0.00 mg/kg
- 炭酸イオン CO₃²⁻
- 0.00 mg/kg
- 硫酸水素イオン HSO₄⁻
- 140 mg/kg
- リン酸イオン PO₄³⁻
- 0.00 mg/kg
- 陰イオン計
- 3754 mg/kg
非解離成分
- 硫酸 H₂SO₄
- 1.8 mg/kg
- メタ亜ヒ酸 HAsO₂
- 3.0 mg/kg
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 488 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 303 mg/kg
- 非解離成分計
- 796 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 0.00 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 0.40 mg/kg
- 溶存ガス計
- 0.40 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 6525 mg/kg
- 成分総計
- 6525 mg/kg
- 蒸発残留物
- 6272 mg/kg
利用状況
- 加温
- なし
- 加水
- あり
- 循環・ろ過
- 循環
- 入浴剤・その他添加
- なし
- 消毒
- あり
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、表皮化膿症、耐糖能異常(糖尿病)、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)、皮膚・粘膜の過敏な方、眼の疾患(酸性泉)
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可


