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総硫黄と「硫化水素・硫化物の合計」は何が違いますか?
総硫黄はチオ硫酸イオンも含めて硫黄の量に直した値です。このサイトの「硫化水素・硫化物の合計」は、遊離硫化水素・硫化水素イオン・硫化物イオンの値をそのまま足した、においの目安です。
硫黄泉なのににおいがしないことはありますか?
あります。硫化水素が少なく、硫化水素イオンやチオ硫酸イオンが主な湯は、においが弱いことがあります。
総硫黄に数える3つの成分
分析書では、硫黄の成分は形ごとに別の欄に書かれます。総硫黄は、そのうち次の3つを硫黄(S)の量に直して足したものです。
| 成分 | 書かれる欄 | 特徴(とされること) |
|---|---|---|
| 遊離硫化水素(H₂S) | 溶存ガス | ゆで卵のようなにおいのもと。酸性〜中性の湯に多い |
| 硫化水素イオン(HS⁻) | 陰イオン | アルカリ性の湯に多い |
| チオ硫酸イオン(S₂O₃²⁻) | 陰イオン | 硫化水素が空気に触れて変わってできる |
基準の値
- 1mg/kg以上: 温泉法の「温泉」の条件の1つ
- 2mg/kg以上: 療養泉の「硫黄泉」。遊離硫化水素を主に含むものは「硫黄泉(硫化水素型)」と書かれます
同じ総硫黄でも、どの成分が多いかで湯の印象は変わります。硫化水素が多い湯はにおいが強く、白く濁ることが多いとされます。成分ごとの詳しい解説は硫化物イオンのコラムと遊離硫化水素のコラムにあります。
硫黄成分で温泉を探す
温泉をさがすの「成分で並べる」で、分析書の総硫黄、または硫化水素・硫化物の合計の多い順に並べ替えられます。
参考文献
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