入之波温泉 山鳩湯
分析書未確認吉野川の源流に近い山深い谷で、古くから湧いていたと伝わる湯です。ダム建設で旧来の湯がいったん湖底に沈んだのち、谷をボーリングして再び掘り当てられ、いまも地中からの圧力だけで湧き続けています。炭酸水素イオン2,127mg/kgと塩化物イオン920mg/kgを併せ持ち、遊離二酸化炭素142mg/kgによる炭酸味と甘み、ほのかな金気が特徴。湯船の縁には析出物が厚く固まり、源泉の濃さを物語ります。39℃台のぬる湯に、渓谷を眺めながら時間を忘れて浸かりたい人に似合う湯です。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
泉温39.6℃のぬる湯なので、のぼせにくく長湯向きです。ただし体温に近い湯でも長時間の入浴では水分が失われるため、こまめに水分補給を。中性の炭酸水素塩泉で湯上がりの肌はさっぱりしやすいので、保湿もお忘れなく。
塩化物イオン920mg/kgの塩分が肌を覆い、湯上がり後も湯冷めしない保温が続くとされます。炭酸水素イオン2,127mg/kgを含む湯は肌の古い角質を落としやすく、すべすべ肌の湯としても親しまれてきました。
ぬる湯でも長湯のしすぎは湯あたりの原因になるため、体調を見ながら入浴してください。病気の活動期や重い心臓・肺の病気のある方は入浴を控えるか医師に相談を。飲酒後や食事直後の入浴も避けましょう。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- 入之波温泉 山鳩湯
- 泉質名
- ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉
- 旧泉質名
- 含土類-食塩泉
- 源泉温度
- 39.6℃
- pH
- 6.6
- 湧出量
- 380 L/min
- 湧出形態
- 掘削自噴
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2009-03-11
- 分析機関
- 有限会社奈良環境調和研究所
- 登録番号
- 奈良県20温第1号
陽イオン
- リチウムイオン Li⁺
- 5.5 mg/kg
- ナトリウムイオン Na⁺
- 570 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 89.0 mg/kg
- アンモニウムイオン NH₄⁺
- 検出されず
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 38.0 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 190 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 0.01 mg/kg
- マンガンイオン Mn²⁺
- 0.05 mg/kg
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 1.4 mg/kg
- 亜鉛イオン Zn²⁺
- 検出されず
- 鉛イオン Pb²⁺
- 検出されず
- ストロンチウムイオン Sr²⁺
- 検出されず
- バリウムイオン Ba²⁺
- 0.82 mg/kg
- 銅イオン Cu²⁺
- 0.01 mg/kg
- カドミウムイオン Cd²⁺
- 検出されず
- 陽イオン計
- 0.89 mg/kg
陰イオン
- フッ化物イオン F⁻
- 2.1 mg/kg
- 塩化物イオン Cl⁻
- 920 mg/kg
- 硫化水素イオン HS⁻
- 検出されず
- チオ硫酸イオン S₂O₃²⁻
- 検出されず
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 検出されず
- 炭酸水素イオン HCO₃⁻
- 2127 mg/kg
- 炭酸イオン CO₃²⁻
- 検出されず
- 臭化物イオン Br⁻
- 検出されず
- よう化物イオン I⁻
- 検出されず
- 亜硝酸イオン NO₂⁻
- 検出されず
- 硝酸イオン NO₃⁻
- 3.0 mg/kg
- リン酸イオン PO₄³⁻
- 検出されず
- 陰イオン計
- 3.1 mg/kg
非解離成分
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 142 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 7.0 mg/kg
- 非解離成分計
- 0.15 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 142 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 検出されず
- 溶存ガス計
- 0.14 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 4.1 mg/kg
- 成分総計
- 4.2 mg/kg
- 蒸発残留物
- 3.0 mg/kg
利用状況
- 加温
- なし
- 加水
- なし
- 循環・ろ過
- なし
- 入浴剤・その他添加
- なし
- 消毒
- なし
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可


