大噴
分析書未確認大噴は、八幡平の南麓に広がる玉川温泉の源泉地帯で、轟音とともに噴き出す源泉です。一か所から湧き出る湯量は日本一ともいわれ、湯けむりに包まれた地獄地帯では、湯の花や北投石を育んできました。温泉地の各浴場はこの一本の源泉を引いており、源泉そのままの湯と真水で割った湯とを浴槽ごとに使い分けています。pH1.13という強烈な酸性は、肌をぴりりと刺激しながら体を芯から温め、古くから長期の湯治に訪れる人を受け入れてきました。自然の力を真正面から受け止めたい人に寄り添う湯です。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
pH1.13の強酸性で肌への刺激が強いため、初めは短時間から入り、真水で割った浴槽で体を慣らしましょう。傷口や粘膜にしみやすく、目に入らないよう注意してください。上がる前にシャワーやかけ湯で酸を洗い流すと肌荒れを防げます。
水素イオン74.56mg/kg、pH1.13の強酸性は殺菌力が高く、免疫機能の活性化が期待される酸性泉の代表格です。塩化物イオン3134mg/kgの保温効果に加え、遊離二酸化炭素2217mg/kgが血行を促し、湯上がりの活力回復に寄り添います。
強酸性のため、皮膚や粘膜の弱い方、高齢者、乳幼児は長湯を避け、湯あたりや肌荒れに注意してください。源泉は高温で、飲泉する場合は必ず真水で薄めてください。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- 大噴
- 泉質名
- 酸性・含二酸化炭素・鉄(II)-塩化物温泉
- 旧泉質名
- 塩化物泉、二酸化炭素泉、含鉄泉、酸性泉
- 源泉温度
- 97.3℃
- pH
- 1.13
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2014-12-26
- 分析機関
- 株式会社 秋田県分析化学センター
- 登録番号
- 秋田県第2号
陽イオン
- 水素イオン H⁺
- 74.6 mg/kg
- リチウムイオン Li⁺
- 0.1 mg/kg 未満
- ナトリウムイオン Na⁺
- 40.7 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 26.4 mg/kg
- アンモニウムイオン NH₄⁺
- 0.10 mg/kg
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 33.6 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 107 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 142 mg/kg
- マンガンイオン Mn²⁺
- 1.4 mg/kg
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 112 mg/kg
- 鉄(III)イオン Fe³⁺
- 0.1 mg/kg 未満
- 亜鉛イオン Zn²⁺
- 0.60 mg/kg
- 鉛イオン Pb²⁺
- 0.95 mg/kg
- ストロンチウムイオン Sr²⁺
- 0.20 mg/kg
- バリウムイオン Ba²⁺
- 0.40 mg/kg
- 銅イオン Cu²⁺
- 0.1 mg/kg 未満
- カドミウムイオン Cd²⁺
- 0.01 mg/kg
- 陽イオン計
- 0.54 mg/kg
陰イオン
- フッ化物イオン F⁻
- 59.5 mg/kg
- 塩化物イオン Cl⁻
- 3134 mg/kg
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 330 mg/kg
- 臭化物イオン Br⁻
- 3.3 mg/kg
- よう化物イオン I⁻
- 1.5 mg/kg
- 硫酸水素イオン HSO₄⁻
- 825 mg/kg
- チオ硫酸水素イオン HS₂O₃⁻
- 0.1 mg/kg 未満
- 硝酸イオン NO₃⁻
- 0.1 mg/kg 未満
- 陰イオン計
- 4.4 mg/kg
非解離成分
- 硫酸 H₂SO₄
- 154 mg/kg
- リン酸 H₃PO₄
- 3.1 mg/kg
- メタ亜ヒ酸 HAsO₂
- 2.9 mg/kg
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 449 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 68.0 mg/kg
- 非解離成分計
- 0.68 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 2217 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 0.30 mg/kg
- 溶存ガス計
- 2.2 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 5.6 mg/kg
- 成分総計
- 7.8 mg/kg
利用状況
- 加温
- なし
- 加水
- なし
- 循環・ろ過
- なし
- 入浴剤・その他添加
- なし
- 消毒
- なし
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、表皮化膿症、耐糖能異常(糖尿病)、きりきず、末梢循環障害、冷え性、自律神経不安定症、うつ状態、皮膚乾燥症
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、不眠症、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)、皮膚・粘膜の過敏な方、眼の疾患(酸性泉)
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可


