盃温泉 2号井
分析書未確認盃(さかずき)の地名は鉱石を意味するアイヌ語に由来するといわれ、戦時中に鉱山の坑内から湧き出した湯を、昭和23年頃に鰊番屋を改造した湯宿へ引いたのが盃温泉の始まりと伝わります。昭和37年には鉱床の下の温泉脈へボーリングが行われ、深度221mの1号井と233mの2号井が開発されました。2号井の湯は硫酸イオンを主体にカルシウムとナトリウムが溶け込んだ石膏泉系の湯で、日本海と漁港の景色を眺めながら、静かに体を温めたい人によく似合います。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
源泉は43.7℃とやや高めなので、かけ湯で体を慣らしてから入りましょう。pH7.6の弱アルカリ性で肌あたりはやわらかく、硫酸塩泉らしく湯上がりもしっとり温まります。海風の強い日は湯冷めに注意しましょう。
硫酸イオン822.9mg/kgとカルシウム193.3mg/kgを含む硫酸塩泉は、昔から切り傷や筋肉のこわばりを和らげる湯として親しまれ、痛みの緩和が期待されます。温泉療法の視点でも、ゆっくり浸かる時間がこわばった体に寄り添います。
病気の活動期や重い心臓・腎臓の病気のある方は入浴を控えてください。源泉はやや高温のため湯温に注意し、飲酒後や食事直後の入浴も避けましょう。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- 盃温泉 2号井
- 泉質名
- カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉
- 旧泉質名
- 含芒硝-石膏泉
- 源泉温度
- 43.7℃
- pH
- 7.6
- 湧出量
- 120 L/min
- 湧出形態
- 掘削自噴
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2006-08-16
- 分析機関
- 財団法人北海道薬剤師会公衆衛生検査センター
- 登録番号
- 北海道第2号
陽イオン
- ナトリウムイオン Na⁺
- 218 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 6.6 mg/kg
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 0.40 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 193 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 検出されず
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 2.1 mg/kg
- 亜鉛イオン Zn²⁺
- 検出されず
- 鉛イオン Pb²⁺
- 検出されず
- 銅イオン Cu²⁺
- 検出されず
- カドミウムイオン Cd²⁺
- 検出されず
- 陽イオン計
- 0.42 mg/kg
陰イオン
- フッ化物イオン F⁻
- 1.1 mg/kg
- 塩化物イオン Cl⁻
- 82.9 mg/kg
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 823 mg/kg
- 炭酸水素イオン HCO₃⁻
- 52.0 mg/kg
- 炭酸イオン CO₃²⁻
- 0.20 mg/kg
- 陰イオン計
- 0.96 mg/kg
非解離成分
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 64.1 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 3.2 mg/kg
- 非解離成分計
- 0.07 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 5.3 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 0.00 mg/kg
- 溶存ガス計
- 0.01 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 1.4 mg/kg
- 成分総計
- 1.5 mg/kg
- 蒸発残留物
- 1.4 mg/kg
利用状況
- 利用状況
- 不明
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可


