姥湯源泉
分析書未確認姥湯源泉は、吾妻連峰・大日岳の中腹、標高1250m付近の酸性溶結凝灰岩の亀裂から自然湧出する高温泉です。天文二年(1533)に金鉱を探して山に入った遠藤大内蔵が発見したと伝わり、山姥の伝承が源泉名の由来とされています。塩ビ管による自然落差の引湯で、湯の花を採る樋を通しながら温度を下げて供給されてきました。pH2.6の酸性と硫化水素が肌を引き締め、湯上がりには清々しい軽やかさが残ります。山深い静けさのなかで心身を整えたい人に寄り添う一湯です。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
pH2.6の酸性泉で源泉温度は51.0℃と高いため、初回は3分から5分程度で一度上がり、間隔を置いて入り直すのが安心です。湯上がりは肌の弱い方や高齢の方は真水で流し、水分を十分に補給してください。
pH2.6の酸性と遊離硫化水素4.5mg/kgの働きにより、古くから皮膚を清め整える湯として親しまれてきました。硫黄泉と酸性泉が重なる湯は免疫機能の活性化が期待されるとされ、鉄(Ⅱ)イオン22.2mg/kgが活力回復に寄り添います。肌をすっきり整えたい日におすすめです。
皮膚又は粘膜の過敏な方、高齢者の皮膚乾燥症は泉質別禁忌症にあたります。病気の活動期や高度の貧血などがある場合も入浴を控えてください。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- 姥湯源泉
- 泉質名
- 酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ)-単純温泉
- 源泉温度
- 51℃
- pH
- 2.6
- 湧出形態
- 自然湧出
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2014-10-23
- 分析機関
- 日本環境科学株式会社
- 登録番号
- 温泉分析山形第2号
陽イオン
- 水素イオン H⁺
- 3.2 mg/kg
- リチウムイオン Li⁺
- 0.1 mg/kg 未満
- ナトリウムイオン Na⁺
- 27.1 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 15.6 mg/kg
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 6.3 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 44.1 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 30.9 mg/kg
- マンガンイオン Mn²⁺
- 0.50 mg/kg
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 22.2 mg/kg
- 亜鉛イオン Zn²⁺
- 0.04 mg/kg
- 鉛イオン Pb²⁺
- 0.01 mg/kg 未満
- 銅イオン Cu²⁺
- 0.01 mg/kg 未満
- カドミウムイオン Cd²⁺
- 0.01 mg/kg 未満
- 陽イオン計
- 0.15 mg/kg
陰イオン
- フッ化物イオン F⁻
- 1.1 mg/kg
- 塩化物イオン Cl⁻
- 10.7 mg/kg
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 525 mg/kg
- 炭酸水素イオン HCO₃⁻
- 0.1 mg/kg 未満
- 炭酸イオン CO₃²⁻
- 0.1 mg/kg 未満
- 臭化物イオン Br⁻
- 0.1 mg/kg 未満
- よう化物イオン I⁻
- 0.1 mg/kg 未満
- 硫酸水素イオン HSO₄⁻
- 55.9 mg/kg
- 陰イオン計
- 0.59 mg/kg
非解離成分
- 硫酸 H₂SO₄
- 0.40 mg/kg
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 46.6 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 5.6 mg/kg
- 非解離成分計
- 0.05 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 0.1 mg/kg 未満
- 遊離硫化水素 H₂S
- 4.5 mg/kg
- 溶存ガス計
- 0.00 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 0.79 mg/kg
- 成分総計
- 0.80 mg/kg
- 蒸発残留物
- 0.76 mg/kg
利用状況
- 加温
- なし
- 加水
- なし
- 循環・ろ過
- なし
- 入浴剤・その他添加
- なし
- 消毒
- なし
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、耐糖能異常(糖尿病)、自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)、慢性皮膚炎の重症例(硫黄泉)、皮膚・粘膜の過敏な方、眼の疾患(酸性泉)
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可