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溶存物質総量とは?|温泉の濃さの基準(1g/kg)と浸透圧(低張・等張・高張)

公開 2026年10月15日·1分で読める

溶存物質総量は、温泉1kgに溶けている成分(ガスを除く)の合計量で、湯の「濃さ」を表します。1g/kg(1,000mg/kg)以上かどうかが泉質名の分かれ目で、8g/kg・10g/kgを境に浸透圧の区分も決まります。

目次
  1. 1g/kg が分かれ目になる理由
  2. 浸透圧の3区分
  3. 濃い湯に入るとき
  4. 濃さで温泉を探す

Q & A

よくある質問

気になる項目をタップで開けます

溶存物質総量はどこに書いてありますか?
温泉分析書の成分表の下にある「溶存物質(ガス性のものを除く)」または「成分総計」の欄に書かれています。単位はmg/kgかg/kgです。
単純温泉は成分が少ないのですか?
溶存物質総量が1g/kg未満という意味で、成分が少ない湯です。そのぶん刺激が少なく、肌あたりが穏やかな湯が多いとされます。

1g/kg が分かれ目になる理由

溶存物質総量が1g/kg以上あると、温泉法の「温泉」の条件を満たし、療養泉では含まれる成分に応じて塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉などの名前が付きます。1g/kg未満で25℃以上の湯は「単純温泉」です。

溶存物質総量泉質名の付き方
1g/kg 未満(25℃以上)単純温泉(特定の成分が基準以上あれば、その名前が付く)
1g/kg 以上主な成分に応じて塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉など
溶存物質はガス性のものを除く。鉱泉分析法指針(平成26年改訂)による

浸透圧の3区分

溶存物質総量は浸透圧の区分にも使われ、泉質名のかっこ内(例:「塩化物泉(高張性・中性・高温泉)」)に書かれます。体液に近い濃さが「等張性」です。

区分溶存物質総量凝固点
低張性8g/kg 未満-0.55℃以上
等張性8g/kg 以上 10g/kg 未満-0.55℃未満 -0.58℃以上
高張性10g/kg 以上-0.58℃未満
鉱泉分析法指針(平成26年改訂)による

濃い湯に入るとき

  • 高張性の濃い湯は、入浴後に体がだるくなる「湯あたり」を起こしやすいとされます。長湯を避け、休憩をはさみます
  • 濃い湯は肌に成分が残りやすいので、肌の弱い人は上がる前にシャワーで流すとよいとされます
  • 溶存物質総量は濃さの目安で、効き目の強さを表す数字ではありません

濃さで温泉を探す

温泉をさがすの「成分で並べる」で、分析書の溶存物質総量の多い順・少ない順に並べ替えられます。

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