夏瀬温泉
分析書未確認夏瀬温泉は、江戸時代に角館城主佐竹氏が温泉を管理するための材木を地元の集落に授けたという文献が残る、古くからの湯治の湯です。かつて玉川右岸に自然湧出していた湯元は神代ダムの建設で水没し、のちに左岸の掘削によって湯が取り戻され、2018年の再掘削で温度・湯量ともに豊かになりました。石膏と芒硝を含むさらりとした湯は肌にやさしく染み入り、湯上がりの肌はさらさらと軽やかです。渓谷の静けさの中で、ぬる湯にゆっくり身を委ねたい人に寄り添う一湯です。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
源泉温度40.3℃の弱アルカリ性の湯は刺激が少なく、ぬるめの湯船で20〜30分ほどじっくり浸かるのに向いています。硫酸塩泉は湯上がりに肌が乾きやすいことがあるため、入浴後は水分補給と保湿を心がけましょう。
硫酸イオン860.7mg/kg、カルシウム192.6mg/kgを含む硫酸塩泉は、古くから切り傷や皮膚の不調に寄り添う湯として知られてきました。40.3℃のやわらかな湯にゆっくり浸かれば、こわばった筋肉や関節の痛みの緩和が期待され、湯冷めしない保温も感じられます。冷えやすい季節の湯治にぴったりです。
湯上がりに肌が乾燥しやすいので保湿をおすすめします。体調の悪いときや飲酒後の入浴は避け、長湯の際はこまめに水分を補給してください。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- 夏瀬温泉
- 泉質名
- ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
- 旧泉質名
- 含石膏-芒硝泉
- 源泉温度
- 40.3℃
- pH
- 8.3
- 湧出形態
- 動力揚湯
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2010-07-16
- 分析機関
- 財団法人秋田県総合保健事業団 児桜検査センター
- 登録番号
- 秋田第3号
陽イオン
- リチウムイオン Li⁺
- 0.30 mg/kg
- ナトリウムイオン Na⁺
- 252 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 5.6 mg/kg
- アンモニウムイオン NH₄⁺
- 0.1 mg/kg 未満
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 1.7 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 193 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 0.10 mg/kg
- マンガンイオン Mn²⁺
- 0.1 mg/kg 未満
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 0.1 mg/kg 未満
- 鉄(III)イオン Fe³⁺
- 0.1 mg/kg 未満
- 亜鉛イオン Zn²⁺
- 0.1 mg/kg 未満
- 鉛イオン Pb²⁺
- 0.005 mg/kg 未満
- ストロンチウムイオン Sr²⁺
- 0.70 mg/kg
- 銅イオン Cu²⁺
- 0.01 mg/kg 未満
- カドミウムイオン Cd²⁺
- 0.001 mg/kg 未満
- 陽イオン計
- 0.45 mg/kg
陰イオン
- フッ化物イオン F⁻
- 3.3 mg/kg
- 塩化物イオン Cl⁻
- 90.6 mg/kg
- 硫化水素イオン HS⁻
- 0.1 mg/kg 未満
- チオ硫酸イオン S₂O₃²⁻
- 0.1 mg/kg 未満
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 861 mg/kg
- 炭酸水素イオン HCO₃⁻
- 22.6 mg/kg
- 炭酸イオン CO₃²⁻
- 2.4 mg/kg
- 臭化物イオン Br⁻
- 0.20 mg/kg
- よう化物イオン I⁻
- 0.1 mg/kg 未満
- 硫化物イオン S²⁻
- 0.1 mg/kg 未満
- 陰イオン計
- 0.98 mg/kg
非解離成分
- メタ亜ヒ酸 HAsO₂
- 0.1 mg/kg 未満
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 42.0 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 0.90 mg/kg
- 非解離成分計
- 0.04 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 9.9 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 0.1 mg/kg 未満
- 溶存ガス計
- 0.01 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 1.5 mg/kg
- 成分総計
- 1.5 mg/kg
- 蒸発残留物
- 1.5 mg/kg
利用状況
- 加温
- あり
- 加水
- なし
- 循環・ろ過
- なし
- 入浴剤・その他添加
- なし
- 消毒
- なし
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可

