グリーン温泉
分析書未確認知床半島の付け根、オホーツク海に面した斜里の港町で、1979年に地元の商店主が深さ1020mまで掘り当てた源泉です。斜里平野の地下に眠る泥炭層を通って湧き出るため、植物由来の腐植質を含み、湯は弱黄褐色に色づきます。こうした植物性のモール泉は北海道遺産「モール温泉」の仲間に数えられ、炭酸水素イオンが主役のアルカリ性の柔らかな湯ざわりに、海に近い土地らしいほのかな塩気が重なります。熱めの湯を好む地元の常連や仕事帰りの人々に、飾らない日常の湯として長く寄り添ってきました。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
源泉は45.1℃とやや熱めなので、かけ湯で体を慣らしてから短めに入り、ぬるめの浴槽と交互に楽しみましょう。弱アルカリ性で肌がすべすべしやすい反面、皮脂も落ちやすいので、湯上がりは保湿を心がけてください。
炭酸水素イオン525mg/kgを含むアルカリ性の湯は、肌の古い角質をやわらげ、すべすべ肌へ導く湯として親しまれます。塩化物イオン104mg/kgが肌を薄く包むことで、湯冷めしない保温も期待でき、北国の冷えた体をじんわり温めてくれます。
源泉は45℃前後と熱めのため、長湯やのぼせに注意し、心臓・血圧に不安のある方は短めの入浴を心がけてください。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- グリーン温泉
- 泉質名
- ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
- 旧泉質名
- 含食塩-重曹泉
- 源泉温度
- 45.1℃
- pH
- 8.1
- 湧出量
- 81 L/min
- 湧出形態
- 動力揚湯
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2018-11-28
- 分析機関
- 北海道立衛生研究所
- 登録番号
- 北海道第1号
陽イオン
- ナトリウムイオン Na⁺
- 250 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 9.3 mg/kg
- アンモニウムイオン NH₄⁺
- 0.90 mg/kg
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 2.1 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 2.9 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 0.01 mg/kg
- マンガンイオン Mn²⁺
- 0.09 mg/kg
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 0.04 mg/kg
- 亜鉛イオン Zn²⁺
- 0.02 mg/kg
- 鉛イオン Pb²⁺
- 検出されず
- 銅イオン Cu²⁺
- 検出されず
- カドミウムイオン Cd²⁺
- 検出されず
- 陽イオン計
- 0.27 mg/kg
陰イオン
- フッ化物イオン F⁻
- 0.30 mg/kg
- 塩化物イオン Cl⁻
- 104 mg/kg
- 硫化水素イオン HS⁻
- 0.00 mg/kg
- チオ硫酸イオン S₂O₃²⁻
- 0.00 mg/kg
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 2.2 mg/kg
- 炭酸水素イオン HCO₃⁻
- 525 mg/kg
- 炭酸イオン CO₃²⁻
- 5.0 mg/kg
- 臭化物イオン Br⁻
- 0.00 mg/kg
- よう化物イオン I⁻
- 0.00 mg/kg
- リン酸水素イオン HPO₄²⁻
- 0.90 mg/kg
- 陰イオン計
- 0.64 mg/kg
非解離成分
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 109 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 12.1 mg/kg
- 非解離成分計
- 0.12 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 13.8 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 0.00 mg/kg
- 溶存ガス計
- 0.01 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 1.0 mg/kg
- 成分総計
- 1.0 mg/kg
- 蒸発残留物
- 0.76 mg/kg
利用状況
- 利用状況
- 不明
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可
