伊香保温泉 総合湯(黄金の湯)
分析書未確認伊香保温泉は万葉集にも詠まれた古湯で、戦国時代には長篠の戦いの負傷兵の湯治場として石段街が整えられ、源泉の湯を各宿へ分ける「小間口」の仕組みが今に受け継がれています。この黄金の湯は湧出時は無色透明ですが、含まれる鉄分が空気に触れて酸化し、名の通り茶褐色に色づきます。硫酸塩と炭酸水素塩を含む中性の湯は体を芯から温め、古くから「子宝の湯」とも呼ばれてきました。石段を上り下りした体を包む、伊香保の歴史そのものの湯です。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
源泉は41.2℃とややぬるめで、長めに浸かって芯から温まるのに向いています。pH6.4の中性で刺激は少ないものの、鉄分で白いタオルや水着が茶色く染まることがあるので、濃い色のタオルを使うと安心です。
硫酸イオン284mg/kgと炭酸水素イオン275mg/kgを含む湯は、血行を促して体をじんわり温め、湯上がりもぽかぽかとした温もりが続く「温まりの湯」です。ややぬるめの湯にゆっくり浸かれば、こわばった筋肉や関節がほぐれ、日々の疲れを和らげることが期待されます。
熱のあるときや病気の活動期、重い心臓病・呼吸不全・腎不全、出血性の病気や高度の貧血のある方は入浴を控えてください。飲酒後や食事の直前直後の入浴は避け、長湯によるのぼせや脱水に注意してこまめに水分をとりましょう。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- 伊香保温泉 総合湯(黄金の湯)
- 泉質名
- カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉
- 源泉温度
- 41.2℃
- pH
- 6.4
- 湧出量
- 4,627 L/min
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2017-05-30
- 分析機関
- 群馬県薬剤師会環境衛生試験センター
陽イオン
- ナトリウムイオン Na⁺
- 101 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 8.7 mg/kg
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 32.2 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 139 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 0.05 mg/kg 未満
- マンガンイオン Mn²⁺
- 1.4 mg/kg
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 7.2 mg/kg
- 陽イオン計
- 0.29 mg/kg
陰イオン
- フッ化物イオン F⁻
- 0.1 mg/kg 未満
- 塩化物イオン Cl⁻
- 146 mg/kg
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 284 mg/kg
- 炭酸水素イオン HCO₃⁻
- 275 mg/kg
- 炭酸イオン CO₃²⁻
- 0.1 mg/kg 未満
- 陰イオン計
- 0.70 mg/kg
非解離成分
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 181 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 8.3 mg/kg
- 非解離成分計
- 0.19 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 172 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 0.00 mg/kg
- 溶存ガス計
- 0.17 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 1.2 mg/kg
- 成分総計
- 1.4 mg/kg
利用状況
- 加温
- あり
- 加水
- なし
- 循環・ろ過
- なし
- 入浴剤・その他添加
- なし
- 消毒
- なし
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可

