万代鉱
分析書未確認万代鉱は草津温泉を代表する源泉のひとつで、地名を世界に知らしめた豊富な酸性泉の恵みを担ってきた歴史ある源泉です。かつて鉱山開発の痕跡にちなんで名付けられたとも伝わり、草津の湯もみ文化や湯治の歴史と深く結びついています。肌のトラブルや体の疲れをしっかりとリセットしたい方、あるいは日常から切り離された本物の湯治体験を求めて旅する方に、特におすすめしたい源泉です。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
pH1.75という強い酸性のため、初めは3〜5分程度の短時間入浴から始め、肌の反応を確認しながら慣れてきたら10〜15分に延ばしてください。入浴後は温水で洗い流さずタオルで拭くのが原則ですが、肌の弱い方は刺激軽減のため温水で流すことを推奨します。入浴は1日1〜2回を目安とし、湯あたりに注意しながら滞在3日目以降に徐々に回数を増やすのが草津流の湯治の基本です。
泉温94.6℃、pH1.75という国内屈指の強酸性を誇る万代鉱は、硫酸イオン840mg/kg・塩化物イオン707mg/kgを中心に溶存物質総計3.18g/kgの成分を含みます。この強い殺菌力がアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・表皮化膿症などの皮膚疾患に高い評価を受けており、末梢循環障害や冷え性、うつ状態にも適応が認められています。慢性的な関節や筋肉の痛み・こわばりに長年悩んでいる方、肌のコンディションを根本から立て直したい方に特にお勧めです。
皮膚や粘膜が過敏な方、高齢者の皮膚乾燥症の方は泉質別禁忌に該当します。また、心臓・肺・腎臓の重篤な疾患がある方や出血中の方、病気の活動期にある方は入浴を控えてください。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
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源泉の情報
- 源泉名
- 万代鉱
- 泉質名
- 酸性水素・硫酸塩・塩化物温泉(低張性酸性高温泉)
- 源泉温度
- 94.6℃
- pH
- 1.75
- 湧出形態
- 掘削自噴
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2023-08-04
- 分析機関
- 一般社団法人 群馬県薬剤師会(環境衛生試験センター)
- 登録番号
- 群馬薬第2号
陽イオン
- 水素イオン H⁺
- 19.9 mg/kg
- ナトリウムイオン Na⁺
- 138 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 64.4 mg/kg
- アンモニウムイオン NH₄⁺
- 0.40 mg/kg
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 76.0 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 114 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 43.2 mg/kg
- マンガンイオン Mn²⁺
- 3.6 mg/kg
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 3.0 mg/kg
- 鉛イオン Pb²⁺
- 0.08 mg/kg
- 銅イオン Cu²⁺
- 0.00 mg/kg
- 陽イオン計
- 0.46 mg/kg
陰イオン
- フッ化物イオン F⁻
- 25.1 mg/kg
- 塩化物イオン Cl⁻
- 708 mg/kg
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 840 mg/kg
- 臭化物イオン Br⁻
- 4.5 mg/kg
- 硫酸水素イオン HSO₄⁻
- 565 mg/kg
- 陰イオン計
- 2.1 mg/kg
非解離成分
- 硫酸 H₂SO₄
- 28.5 mg/kg
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 528 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 21.4 mg/kg
- 非解離成分計
- 0.58 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 26.4 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 0.00 mg/kg
- 溶存ガス計
- 0.03 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 3.2 mg/kg
- 成分総計
- 3.2 mg/kg
- 蒸発残留物
- 2.5 mg/kg
利用状況
- 加温
- なし
- 加水
- あり(加水による温度調整。源泉温度が94.5-96℃と非常に高温のため、飲用に適した温度に下げるための加水が行われている。公式サイトでは「加水・加温なし」と明記される施設もあるが、配湯システムでの熱交換時に加水が含まれることが一般的。)
- 循環・ろ過
- なし
- 入浴剤・その他添加
- なし
- 消毒
- なし
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- 【一般的適応症】筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害など)、病後回復期、疲労回復、健康増進。【泉質別適応症】アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、耐糖能異常(糖尿病)、表皮化膿症、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症。
- 禁忌症
- 【一般的禁忌症】病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期。【泉質別禁忌症】皮膚又は粘膜の過敏な人、高齢者の皮膚乾燥症。
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可