万代鉱
分析書未確認万代鉱は、鉱山開発の痕跡に由来し、草津温泉の湯もみ文化や湯治の歴史と深く結びつく源泉です。ピリリと肌を刺激する日本有数の強酸性の湯は、心身をシャキッと目覚めさせるよう。高温の恵みが体の芯まで深く染み渡り、湯上がりには驚くほど軽やかな感覚が待っています。日常から離れ、本物の湯治体験で心身を整えたいと願う方にこそ、この湯の力を体感していただきたいです。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
- 酸性(pH)pH 1.75
- 感じること
- 肌にピリピリとした刺激を感じることがある。なめると酸っぱい
- とされる効果
- 殺菌効果が高いとされる。浴用の適応症にアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬など
- 注意
- 刺激が強いので肌が弱い方は注意。湯上がりに真湯で流すと安心。目に入れない
- 塩化物(塩分)708 mg/kg
- 感じること
- なめると塩辛い。湯上がりも温かさが続く
- とされる効果
- 肌についた塩分が膜をつくり、保温・保湿効果があるとされる。浴用の適応症にきりきず・冷え性・皮膚乾燥症など
- 注意
- 傷口にしみることがある。濃い湯は湯あたりしやすいので長湯を避ける
- 硫酸塩840 mg/kg
- 感じること
- 肌がしっとりする。なめると苦みがあることがある
- とされる効果
- 保温効果が高く、傷を治す効果が期待できるとされる。浴用の適応症にきりきず・皮膚乾燥症など
- 注意
- 体がよく温まるので長湯しすぎない
- メタケイ酸528 mg/kg
- 感じること
- 肌がなめらかに感じられることがある
- とされる効果
- 50mg/kg 以上で「美肌の湯」の目安とされる。保湿成分として化粧品にも使われる
- 注意
- 「美肌の湯」は法律の基準ではなく、一般に使われる目安
- 泉温94.6℃
- 感じること
- 源泉が42℃以上の高温泉。浴槽も熱めのことがある
- とされる効果
- 温熱で血行がよくなり、体が温まるとされる
- 注意
- 高齢の方や高血圧・心臓病の方は42℃以上の熱い湯を避け、短時間で上がる
効果は、環境省「温泉地の多言語化促進マニュアル」の泉質別適応症などによる一般的な説明で、効果を保証するものではありません。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
pH1.75という強い酸性のため、初めは3〜5分程度の短時間入浴から始め、肌の反応を確認しながら慣れてきたら10〜15分に延ばしてください。入浴後は温水で洗い流さずタオルで拭くのが原則ですが、肌の弱い方は刺激軽減のため温水で流すことを推奨します。入浴は1日1〜2回を目安とし、湯あたりに注意しながら滞在3日目以降に徐々に回数を増やすのが草津流の湯治の基本です。
泉温94.6℃、pH1.75という国内屈指の強酸性を誇る万代鉱は、硫酸イオン840mg/kg・塩化物イオン707mg/kgを中心に溶存物質総計3.18g/kgの成分を含みます。この強い殺菌力がアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・表皮化膿症などの皮膚疾患に高い評価を受けており、末梢循環障害や冷え性、うつ状態にも適応が認められています。慢性的な関節や筋肉の痛み・こわばりに長年悩んでいる方、肌のコンディションを根本から立て直したい方に特にお勧めです。
皮膚や粘膜が過敏な方、高齢者の皮膚乾燥症の方は泉質別禁忌に該当します。また、心臓・肺・腎臓の重篤な疾患がある方や出血中の方、病気の活動期にある方は入浴を控えてください。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- 万代鉱
- 泉質名
- 酸性水素・硫酸塩・塩化物温泉(低張性酸性高温泉)
- 源泉温度
- 94.6℃
- pH
- 1.75
- 湧出形態
- 掘削自噴
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2023-08-04
- 分析機関
- 一般社団法人 群馬県薬剤師会(環境衛生試験センター)
- 登録番号
- 群馬薬第2号
陽イオン
- 水素イオン H⁺
- 19.9 mg/kg
- ナトリウムイオン Na⁺
- 138 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 64.4 mg/kg
- アンモニウムイオン NH₄⁺
- 0.40 mg/kg
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 76.0 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 114 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 43.2 mg/kg
- マンガンイオン Mn²⁺
- 3.6 mg/kg
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 3.0 mg/kg
- 鉛イオン Pb²⁺
- 0.08 mg/kg
- 銅イオン Cu²⁺
- 0.00 mg/kg
- 陽イオン計
- 463 mg/kg
陰イオン
- フッ化物イオン F⁻
- 25.1 mg/kg
- 塩化物イオン Cl⁻
- 708 mg/kg
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 840 mg/kg
- 臭化物イオン Br⁻
- 4.5 mg/kg
- 硫酸水素イオン HSO₄⁻
- 565 mg/kg
- 陰イオン計
- 2142 mg/kg
非解離成分
- 硫酸 H₂SO₄
- 28.5 mg/kg
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 528 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 21.4 mg/kg
- 非解離成分計
- 578 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 26.4 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 0.00 mg/kg
- 溶存ガス計
- 26.4 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 3180 mg/kg
- 成分総計
- 3210 mg/kg
- 蒸発残留物
- 2520 mg/kg
利用状況
- 加温
- なし
- 加水
- なし
- 循環・ろ過
- なし
- 入浴剤・その他添加
- なし
- 消毒
- なし
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、表皮化膿症、耐糖能異常(糖尿病)、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)、皮膚・粘膜の過敏な方、眼の疾患(酸性泉)
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可



