うまの湯
分析書確認済み「温泉のデパート」と称される登別温泉郷は、アイヌ語の「ヌプル・ペッ(色の濃い川)」が語源。その歴史ある地で大正6年(1917年)から湧き続ける「うまの湯」は、ほのかな硫黄の香りが心身を解きほぐします。肌を優しく包み込む湯は体の芯まで温め、湯上がり後も続く深い温もりが特徴。美しい日本庭園を望む静寂のなか、日常の喧騒を離れて心からの安らぎを求める時間に寄り添う温泉です。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
- 硫黄19.3 mg/kg
- 感じること
- ゆで卵のような香り。白や青緑に濁ることがある
- とされる効果
- 殺菌効果が高く、血行を促すとされる。浴用の適応症にアトピー性皮膚炎・慢性湿疹など
- 注意
- 肌が弱い方は湯上がりに真湯で流すと安心。銀のアクセサリーは変色するので外す
- 塩化物(塩分)259 mg/kg
- 感じること
- なめると塩辛い。湯上がりも温かさが続く
- とされる効果
- 肌についた塩分が膜をつくり、保温・保湿効果があるとされる。浴用の適応症にきりきず・冷え性・皮膚乾燥症など
- 注意
- 傷口にしみることがある。濃い湯は湯あたりしやすいので長湯を避ける
- 炭酸水素(重曹)274 mg/kg
- 感じること
- 肌がつるつる・すべすべした感触になる
- とされる効果
- 古い角質や皮脂を落とすとされる。浴用の適応症にきりきず・冷え性・皮膚乾燥症など
- 注意
- 皮脂が落ちて乾燥しやすいので、湯上がりは保湿を
- メタケイ酸236 mg/kg
- 感じること
- 肌がなめらかに感じられることがある
- とされる効果
- 50mg/kg 以上で「美肌の湯」の目安とされる。保湿成分として化粧品にも使われる
- 注意
- 「美肌の湯」は法律の基準ではなく、一般に使われる目安
- 泉温62.3℃
- 感じること
- 源泉が42℃以上の高温泉。浴槽も熱めのことがある
- とされる効果
- 温熱で血行がよくなり、体が温まるとされる
- 注意
- 高齢の方や高血圧・心臓病の方は42℃以上の熱い湯を避け、短時間で上がる
効果は、環境省「温泉地の多言語化促進マニュアル」の泉質別適応症などによる一般的な説明で、効果を保証するものではありません。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
硫化水素臭が漂う本格的な硫黄泉です。源泉温度が高いため加水による温度調整が行われる場合がありますが、すべての浴槽でかけ流しが維持されています。湯あたりを防ぐため、1回の入浴は3〜10分程度から始め、こまめに休憩と水分補給を行ってください。
pH6.4の泉質に、優れた保湿効果が期待できるメタケイ酸を236.4mg/kgと豊富に含んでいます。アトピー性皮膚炎や慢性湿疹などの肌トラブルにお悩みの方に特におすすめです。体を芯から温め、末梢循環障害や冷え性の改善、日々の疲労回復にも寄り添ってくれます。
病気の活動期(特に熱のあるとき)や心臓・肺・腎臓の重い病気がある方は入浴を控えてください。また、この温泉は飲用できません。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- うまの湯
- 泉質名
- 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)
- 旧泉質名
- 含土類-食塩硫化水素泉
- 源泉温度
- 62.3℃
- pH
- 6.4
- 湧出形態
- 自然湧出
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2019-03-29
- 分析機関
- 株式会社 環境総合科学
- 登録番号
- 北海道第4号
陽イオン
- ナトリウムイオン Na⁺
- 180 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 26.1 mg/kg
- アンモニウムイオン NH₄⁺
- 1.6 mg/kg
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 10.6 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 95.7 mg/kg
- マンガンイオン Mn²⁺
- 0.90 mg/kg
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 0.30 mg/kg
- 鉛イオン Pb²⁺
- 0.00 mg/kg
- 銅イオン Cu²⁺
- 0.00 mg/kg
- カドミウムイオン Cd²⁺
- 0.00 mg/kg
- 陽イオン計
- 315 mg/kg
陰イオン
- フッ化物イオン F⁻
- 0.60 mg/kg
- 塩化物イオン Cl⁻
- 259 mg/kg
- 硫化水素イオン HS⁻
- 3.3 mg/kg
- チオ硫酸イオン S₂O₃²⁻
- 0.30 mg/kg
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 113 mg/kg
- 炭酸水素イオン HCO₃⁻
- 274 mg/kg
- 炭酸イオン CO₃²⁻
- 0.10 mg/kg
- リン酸水素イオン HPO₄²⁻
- 0.20 mg/kg
- 陰イオン計
- 650 mg/kg
非解離成分
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 236 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 28.0 mg/kg
- 非解離成分計
- 264 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 24.0 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 16.9 mg/kg
- 溶存ガス計
- 40.9 mg/kg
微量成分
- ラドン Rn
- 0.78 mE/kg
総量
- 溶存物質総量
- 1230 mg/kg
- 成分総計
- 1271 mg/kg
- 蒸発残留物
- 1060 mg/kg
利用状況
- 加温
- なし
- 加水
- あり
- 循環・ろ過
- なし
- 入浴剤・その他添加
- なし
- 消毒
- なし
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)、慢性皮膚炎の重症例(硫黄泉)
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可



