妬泉源
分析書確認済み有馬温泉に数ある金泉の中でも、ひときわドラマチックな伝説を持つのが妬泉源です。その昔、美人が泉源のそばを通ると、湯が嫉妬して激しく湧き上がったという物語からその名が付けられました。現在の泉源は、伝説の湯が枯渇した後にその裏手で掘削されたもので、御所泉源などを経て有馬の温泉街へ配湯されています。鉄分と塩分を非常に多く含む高張性の湯は、体を芯から温め、その温もりは長く続きます。歴史ある温泉地で、物語に思いを馳せながら心身の疲れを癒したい日にぴったりの湯です。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
100℃を超える高温の源泉で、塩分濃度が非常に高いため、長湯は避け、短時間の入浴を繰り返す「分割湯」がおすすめです。入浴後は塩分が肌の潤いを保ちますが、肌が弱い方はシャワーで軽く洗い流すと良いでしょう。
溶存物質総計37.6g/kgという国内トップクラスの成分量を誇る高張性の湯は、まさに温泉療法の神髄。豊富な塩化物イオン(21980mg/kg)が肌に薄いヴェールを作り、湯冷めを防ぐ優れた保温効果が期待できます。体の芯から温まる restorative warmth を求める日、慢性的な痛みの緩和を目指したい方に寄り添います。
塩分と鉄分を非常に多く含む高張性の温泉です。泉温も極めて高いため、高血圧の方や心臓に疾患のある方は入浴にご注意ください。長湯は避け、水分補給を心がけましょう。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- 妬泉源
- 泉質名
- 含鉄-ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・中性・高温泉)
- 源泉温度
- 100.5℃
- pH
- 6.7
- 湧出量
- 120 L/min
- 湧出形態
- 掘削・自噴
- 浸透圧
- 高張性
分析書
- 分析年月日
- 2019-09-24
- 分析機関
- 公益財団法人 中央温泉研究所
- 登録番号
- 14健地衛第1号
陽イオン
- ナトリウムイオン Na⁺
- 10840 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 2045 mg/kg
- アンモニウムイオン NH₄⁺
- 4.0 mg/kg
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 13.8 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 1825 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 0.00 mg/kg
- マンガンイオン Mn²⁺
- 17.1 mg/kg
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 67.0 mg/kg
- 陽イオン計
- 14.8 mg/kg
陰イオン
- フッ化物イオン F⁻
- 0.30 mg/kg
- 塩化物イオン Cl⁻
- 21980 mg/kg
- 硫化水素イオン HS⁻
- 0.10 mg/kg
- チオ硫酸イオン S₂O₃²⁻
- 0.00 mg/kg
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 29.6 mg/kg
- 炭酸水素イオン HCO₃⁻
- 298 mg/kg
- 炭酸イオン CO₃²⁻
- 0.00 mg/kg
- 臭化物イオン Br⁻
- 38.7 mg/kg
- よう化物イオン I⁻
- 5.1 mg/kg
- 陰イオン計
- 22.4 mg/kg
非解離成分
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 160 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 272 mg/kg
- 非解離成分計
- 0.43 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 136 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 0.20 mg/kg
- 溶存ガス計
- 0.14 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 37.6 mg/kg
- 成分総計
- 37.7 mg/kg
- 蒸発残留物
- 38.0 mg/kg
利用状況
- 利用状況
- 不明
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、皮膚乾燥症、月経障害、子宮発育不全、不妊症
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)、(浴用) 病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可

