元の湯(花敷共有泉)
分析書未確認元の湯は、白砂川と長笹沢川が合流する河畔に湧く花敷温泉の共有源泉で、入山花敷共有財産組合が管理し温泉地の宿へ配湯されています。源頼朝が湯に映る山の花を見て「花を敷いたようだ」と名付けたと伝わる、六合温泉郷の古湯です。無色透明でかすかに硫黄が香る湯は、肌あたりがやさしく、湯上がりには体の芯にじんわりと温もりが残ります。山あいの静けさの中で、渓流の音を聞きながらゆっくり湯に浸かりたい人に寄り添う一湯です。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
- 塩化物(塩分)188 mg/kg
- 感じること
- なめると塩辛い。湯上がりも温かさが続く
- とされる効果
- 肌についた塩分が膜をつくり、保温・保湿効果があるとされる。浴用の適応症にきりきず・冷え性・皮膚乾燥症など
- 注意
- 傷口にしみることがある。濃い湯は湯あたりしやすいので長湯を避ける
- 硫酸塩488 mg/kg
- 感じること
- 肌がしっとりする。なめると苦みがあることがある
- とされる効果
- 保温効果が高く、傷を治す効果が期待できるとされる。浴用の適応症にきりきず・皮膚乾燥症など
- 注意
- 体がよく温まるので長湯しすぎない
- 泉温43℃
- 感じること
- 源泉が42℃以上の高温泉。浴槽も熱めのことがある
- とされる効果
- 温熱で血行がよくなり、体が温まるとされる
- 注意
- 高齢の方や高血圧・心臓病の方は42℃以上の熱い湯を避け、短時間で上がる
効果は、環境省「温泉地の多言語化促進マニュアル」の泉質別適応症などによる一般的な説明で、効果を保証するものではありません。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
43℃前後の高温泉なので、まずかけ湯で体を慣らし、10分程度の入浴を休憩を挟んで繰り返すのがおすすめです。弱アルカリ性でやさしい湯ですが、湯上がりは保温成分を流さないよう軽く拭く程度にしましょう。
硫酸イオン488mg/kgと塩化物イオン188mg/kgを含む43.0℃の湯は、筋肉や関節のこわばりをほぐし、痛みの緩和が期待されます。塩化物の働きで湯冷めしない保温も感じやすく、冷えが気になる日や山歩きの後の体をいたわりたいときに寄り添います。
43℃前後と熱めの湯のため、長湯やのぼせに注意し、高齢の方や心臓・血圧に不安のある方は短時間の入浴を心がけてください。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- 元の湯(花敷共有泉)
- 泉質名
- カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉
- 源泉温度
- 43℃
- pH
- 7.9
- 湧出形態
- 動力揚湯
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2013-05-08
- 分析機関
- 一般社団法人 群馬県薬剤師会(環境衛生試験センター)
- 登録番号
- 群馬薬第2号
陽イオン
- ナトリウムイオン Na⁺
- 176 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 6.3 mg/kg
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 0.45 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 165 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 0.05 mg/kg 未満
- マンガンイオン Mn²⁺
- 0.01 mg/kg
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 0.01 mg/kg 未満
- 鉛イオン Pb²⁺
- 0.005 mg/kg 未満
- 銅イオン Cu²⁺
- 0.002 mg/kg 未満
- 陽イオン計
- 348 mg/kg
陰イオン
- フッ化物イオン F⁻
- 0.60 mg/kg
- 塩化物イオン Cl⁻
- 188 mg/kg
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 488 mg/kg
- 炭酸水素イオン HCO₃⁻
- 30.5 mg/kg
- 炭酸イオン CO₃²⁻
- 0.1 mg/kg 未満
- 臭化物イオン Br⁻
- 1.2 mg/kg
- 陰イオン計
- 708 mg/kg
非解離成分
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 49.9 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 12.2 mg/kg
- 非解離成分計
- 62.1 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 6.2 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 0.00 mg/kg
- 溶存ガス計
- 6.2 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 1120 mg/kg
- 成分総計
- 1120 mg/kg
- 蒸発残留物
- 1130 mg/kg
利用状況
- 加温
- なし
- 加水
- なし
- 循環・ろ過
- なし
- 入浴剤・その他添加
- なし
- 消毒
- あり(塩素)
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可



