西ノ河原源泉
分析書確認済み草津温泉街の西、西ノ河原公園に湧く西ノ河原源泉。かつて「鬼の泉水」と呼ばれた荒々しい自然の力強さを秘めた湯は、肌をキュッと引き締め、心身に新たな活力を吹き込むようです。湯川となって流れる湯煙を眺めれば、日常の喧騒も洗い流されるでしょう。湯畑源泉と並ぶ草津の象徴であり、心身をリセットし、明日への活力を得たいと願う旅人に寄り添います。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
- 酸性(pH)pH 2
- 感じること
- 肌にピリピリとした刺激を感じることがある。なめると酸っぱい
- とされる効果
- 殺菌効果が高いとされる。浴用の適応症にアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬など
- 注意
- 刺激が強いので肌が弱い方は注意。湯上がりに真湯で流すと安心。目に入れない
- 塩化物(塩分)416 mg/kg
- 感じること
- なめると塩辛い。湯上がりも温かさが続く
- とされる効果
- 肌についた塩分が膜をつくり、保温・保湿効果があるとされる。浴用の適応症にきりきず・冷え性・皮膚乾燥症など
- 注意
- 傷口にしみることがある。濃い湯は湯あたりしやすいので長湯を避ける
- 硫酸塩722 mg/kg
- 感じること
- 肌がしっとりする。なめると苦みがあることがある
- とされる効果
- 保温効果が高く、傷を治す効果が期待できるとされる。浴用の適応症にきりきず・皮膚乾燥症など
- 注意
- 体がよく温まるので長湯しすぎない
- メタケイ酸278 mg/kg
- 感じること
- 肌がなめらかに感じられることがある
- とされる効果
- 50mg/kg 以上で「美肌の湯」の目安とされる。保湿成分として化粧品にも使われる
- 注意
- 「美肌の湯」は法律の基準ではなく、一般に使われる目安
- 泉温53.7℃
- 感じること
- 源泉が42℃以上の高温泉。浴槽も熱めのことがある
- とされる効果
- 温熱で血行がよくなり、体が温まるとされる
- 注意
- 高齢の方や高血圧・心臓病の方は42℃以上の熱い湯を避け、短時間で上がる
効果は、環境省「温泉地の多言語化促進マニュアル」の泉質別適応症などによる一般的な説明で、効果を保証するものではありません。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
pH2.0の強い酸性泉のため、肌が敏感な方や高齢者の皮膚乾燥症の方は注意が必要です。入浴後は温泉成分をシャワーで洗い流すことをお勧めします。長湯は避け、1回の入浴は3〜10分程度に留めましょう。
pH2.0という国内有数の強酸性泉は、その殺菌効果からアトピー性皮膚炎や慢性湿疹などの皮膚の悩みに適応があるとされます。また、277.9mg/kg含まれるメタケイ酸は天然の保湿成分と言われ、肌の新陳代謝を促す効果も期待できます。肌トラブルをケアし、すべすべの肌を目指したい日に。
病気の活動期や身体が弱っている場合は入浴を避けてください。泉質が強酸性のため、皮膚や粘膜が過敏な方、高齢者の皮膚乾燥症の方は特に注意が必要です。食事直後や飲酒後の入浴は危険ですのでおやめください。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- 西ノ河原源泉
- 泉質名
- 酸性・アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
- 源泉温度
- 53.7℃
- pH
- 2
- 湧出形態
- 自然湧出
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2023-08-04
- 分析機関
- 一般社団法人 群馬県薬剤師会 (環境衛生試験センター)
- 登録番号
- 群馬藥第2号
陽イオン
- 水素イオン H⁺
- 9.6 mg/kg
- ナトリウムイオン Na⁺
- 80.6 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 34.2 mg/kg
- アンモニウムイオン NH₄⁺
- 0.30 mg/kg
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 51.7 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 99.8 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 55.8 mg/kg
- マンガンイオン Mn²⁺
- 2.4 mg/kg
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 16.5 mg/kg
- 鉛イオン Pb²⁺
- 0.04 mg/kg
- 銅イオン Cu²⁺
- 0.00 mg/kg
- 陽イオン計
- 351 mg/kg
陰イオン
- フッ化物イオン F⁻
- 13.6 mg/kg
- 塩化物イオン Cl⁻
- 416 mg/kg
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 722 mg/kg
- 硫酸水素イオン HSO₄⁻
- 232 mg/kg
- 陰イオン計
- 1384 mg/kg
非解離成分
- 硫酸 H₂SO₄
- 5.6 mg/kg
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 278 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 12.4 mg/kg
- 非解離成分計
- 296 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 66.0 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 0.00 mg/kg
- 溶存ガス計
- 66.0 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 2030 mg/kg
- 成分総計
- 2100 mg/kg
- 蒸発残留物
- 1830 mg/kg
利用状況
- 加温
- なし
- 加水
- なし
- 循環・ろ過
- なし
- 入浴剤・その他添加
- なし
- 消毒
- なし
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、表皮化膿症、耐糖能異常(糖尿病)、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)、皮膚・粘膜の過敏な方、眼の疾患(酸性泉)
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可



