強羅温泉 (5号・6号井混合蒸気造成泉)
分析書確認済みこの強羅温泉は、大涌谷の火山性蒸気と仙石原の水を反応させる「蒸気造成泉」。昭和初期に確立された、箱根の自然と人の知恵が融合した恵みです。肌を優しく覆う塩のヴェールが体の芯まで熱を届け、その温もりは湯上がり後も長く続きます。アクティブに過ごした一日の疲れを癒し、明日への活力を静かに満たしたい方に寄り添う湯です。
バーの長さは、各成分が「特徴的」と言える基準値(療養泉基準や美肌の湯基準など)と比べてどれだけ豊富かを示します。
- 塩化物(塩分)559 mg/kg
- 感じること
- なめると塩辛い。湯上がりも温かさが続く
- とされる効果
- 肌についた塩分が膜をつくり、保温・保湿効果があるとされる。浴用の適応症にきりきず・冷え性・皮膚乾燥症など
- 注意
- 傷口にしみることがある。濃い湯は湯あたりしやすいので長湯を避ける
- メタケイ酸161 mg/kg
- 感じること
- 肌がなめらかに感じられることがある
- とされる効果
- 50mg/kg 以上で「美肌の湯」の目安とされる。保湿成分として化粧品にも使われる
- 注意
- 「美肌の湯」は法律の基準ではなく、一般に使われる目安
- 泉温56.2℃
- 感じること
- 源泉が42℃以上の高温泉。浴槽も熱めのことがある
- とされる効果
- 温熱で血行がよくなり、体が温まるとされる
- 注意
- 高齢の方や高血圧・心臓病の方は42℃以上の熱い湯を避け、短時間で上がる
効果は、環境省「温泉地の多言語化促進マニュアル」の泉質別適応症などによる一般的な説明で、効果を保証するものではありません。
鉱泉分析法指針(環境省)の含有基準値に基づく本サイト独自スコアです。温泉分析書の成分値から算出しており、施設の雰囲気・サービスとは関係ありません。
▸注記
掲載している温度・pH・成分値は温泉分析書(源泉)に基づくものです。加水・加温・循環ろ過の有無により、実際の浴槽内の数値は異なる場合があります。利用状況は施設にて最新状況をご確認ください。
泉温が高めのため、長湯は避け、額が汗ばむ程度で一度湯船から出るのがおすすめです。塩化物泉は湯冷めしにくいですが、入浴後は水分補給を忘れずに行いましょう。肌の弱い方は、温泉成分を洗い流した方がよい場合があります。
豊富な塩化物イオン(559 mg/kg)が肌に薄いヴェールを作り、体の熱を逃がさず、湯冷めしにくい優れた保温効果をもたらします。この「熱の湯」とも呼ばれる特性は、冷えからくる筋肉や関節の痛みの緩和に寄り添います。また、メタケイ酸も161 mg/kgと多く含んでおり、肌の新陳代謝をサポートし、すべすべ肌へと導く効果も期待できる、温泉療法に適した湯です。
病気の活動期や身体が極度に衰弱している場合、また重い心臓や腎臓の病気がある方は入浴を避けてください。高温浴は避け、入浴時間は初めは短めにし、徐々に慣らしていくのが安全です。
※ 詳細な禁忌症は下の分析書データをご確認ください
ANALYSIS DATA分析書の全項目を見る ▼
源泉の情報
- 源泉名
- 強羅温泉 (5号・6号井混合蒸気造成泉)
- 泉質名
- ナトリウム-塩化物温泉
- 旧泉質名
- 弱食塩泉
- 源泉温度
- 56.2℃
- pH
- 7.3
- 湧出形態
- 蒸気造成泉
- 浸透圧
- 低張性
分析書
- 分析年月日
- 2018-07-11
- 有効期限
- 2028-07-10
- 分析機関
- 神奈川県温泉地学研究所
- 登録番号
- 第1号
陽イオン
- リチウムイオン Li⁺
- 0.00 mg/kg
- ナトリウムイオン Na⁺
- 342 mg/kg
- カリウムイオン K⁺
- 46.6 mg/kg
- マグネシウムイオン Mg²⁺
- 2.1 mg/kg
- カルシウムイオン Ca²⁺
- 28.5 mg/kg
- アルミニウムイオン Al³⁺
- 0.07 mg/kg
- マンガンイオン Mn²⁺
- 0.01 mg/kg
- 鉄(II)イオン Fe²⁺
- 0.02 mg/kg
- 亜鉛イオン Zn²⁺
- 0.00 mg/kg
- 鉛イオン Pb²⁺
- 0.04 mg/kg
- ストロンチウムイオン Sr²⁺
- 0.17 mg/kg
- 銅イオン Cu²⁺
- 0.00 mg/kg
- カドミウムイオン Cd²⁺
- 0.00 mg/kg
- 陽イオン計
- 419 mg/kg
陰イオン
- 塩化物イオン Cl⁻
- 559 mg/kg
- 硫化水素イオン HS⁻
- 0.60 mg/kg
- 硫酸イオン SO₄²⁻
- 21.2 mg/kg
- 炭酸水素イオン HCO₃⁻
- 68.0 mg/kg
- 炭酸イオン CO₃²⁻
- 0.10 mg/kg
- 臭化物イオン Br⁻
- 1.2 mg/kg
- 硝酸イオン NO₃⁻
- 0.71 mg/kg
- メタケイ酸水素イオン HSiO₃⁻
- 0.64 mg/kg
- メタホウ酸イオン BO₂⁻
- 0.37 mg/kg
- 陰イオン計
- 652 mg/kg
非解離成分
- メタケイ酸 H₂SiO₃
- 161 mg/kg
- メタホウ酸 HBO₂
- 30.4 mg/kg
- 非解離成分計
- 191 mg/kg
溶存ガス成分
- 遊離二酸化炭素 CO₂
- 5.8 mg/kg
- 遊離硫化水素 H₂S
- 0.34 mg/kg
- 溶存ガス計
- 6.1 mg/kg
総量
- 溶存物質総量
- 1262 mg/kg
- 成分総計
- 1268 mg/kg
- 蒸発残留物
- 1389 mg/kg
利用状況
- 加温
- なし
- 加水
- なし
- 循環・ろ過
- なし
- 入浴剤・その他添加
- なし
- 消毒
- あり(塩素系薬剤を使用しています)
適応症・禁忌症
- 浴用の適応症
- きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
- 一般的適応症
- 高血圧(軽度)、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、胃腸機能低下
- 禁忌症
- 急性疾患(発熱時など)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
飲用
- 飲用可否
- 飲用不可



